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を見た。永田町で地下鉄に乗ると、席が空いていたので当然のごとく座った。すると何だか回りにやたらと毒づく大声バカ親父1名。
もちろん酔っ払い。うっせーんだよ。俺の横に座っていやがる。 なんだか絡まれそうな雰囲気だが、俺もむかついたんで、しっかりガン飛ばしたら、意味不明な独り言を大声で叫んでいた。 大声親父の隣に、これまたトッポイお兄ちゃん1名。 こいつも、大声に絡まれて思いっきりガン飛ばしている。 さて、麹町。へべれけの1名とそれを助ける同輩と思われる初老1名のリーサラ二人組が乗ってきた。へべれけが、しばらくはフラフラになりながらもなんとか立っていたのだが 市ヶ谷でもう限界。初老が抱きついて無理やり立っていた。 しかし、大の大人が立つ意思の無い大人を支えるのはなかなかつらいもんだ。 ましてやガタガタゆれてる電車の中では何をかいわんや。 耐え切れなくなった初老、大声親父の隣に座るトッポイお兄ちゃんにいきなり怒鳴る! 初老「おい!そこのお前立て!こいつは気分が悪いんだ!」 お兄ちゃん「・・・・(ひたすらガン飛ばす)」 (やっべー、このおっさん、会社で部下叱ってるのと同じ気分 になっちゃってるよ。刺されるぞ)と、少々びびりながら俺は高みの見物、っつーか、隣の大声の挙動不審な動きにかなりびびっていた。こっちも倒れそうなのだ。 「ほろ!立て!この人は立てないんだ!良いから立て!」 おいおい。若者、マジ切れしそうだぞ。 おっさん、人に物頼むときは言い方っつーもんがあるだろうよ・・。 と、その時、「うー☆!●×■△!」 横に座っていて、意味不明な言葉を大声で発していた 大声バカ親父が若い奴にむかって 振り向きざまに嘔吐の真似をした。 若い奴「なななんだよ、おっさん!」思わず立ち上がる。 その瞬間、初老が体をかわし、へべれけが体を滑り込ませる。 いやはや、鮮やかな連携プレイ! 思わず拍手しそうになってしまったが、 若い奴、結構アブナそうだったのでやめといた。 しかし、こいつ、さすがにムッとしていたが、 泥酔親父3人の雰囲気に勝てず、 そそくさと立ち去っていった。 問題はその後。 泥酔親父3名、いや、正確には2名、 すっかり意気投合してしまい、大盛り上がり。 初老「いやー社長!お見事でした!」 大声「なんのなんの先輩!なかなか勇気ありますなあ」 初老「いやなに、まだまだあんなのには負けやしませんよ! 私達が日本をここまでしたんですから・・・」 大声「そうだ!俺たちいなきゃバブルも高度成長も無い!」 へべれけ「・・・・・GGGG(いびき)」 何でも3人とも偶然65歳だそうで、うるせーのなんのって。 お互いを「社長!」とか「先輩!」とか呼び合いながら 池袋のホームに消えていった・・・。 静まり返った車内にはしらけ切った雰囲気・・・・。 久々見た元祖リーサラ酔っ払い。 そうです。あなた達が戦後の日本を作ってくれました。 でも、壊してくれたのもあなたたちです。 せいぜい呑んだくれて昨日のバブルを思い出してくださいませ。 俺達はこれからさらにブチ壊してやるぜ。いひひひひ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年01月17日 01時32分19秒
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