2009/03/01(日)06:21
チリ コノスル・ピノノワール・コンバージョン2007《2本目》 コノスル
チリ コルチャグアヴァレー
コノスル・ピノノワール・コンバージョン2007 ConoSur PinotNoir Conversion
コノスル
ピノノワール100%
アルコール度13%
輸入:株式会社スマイル 購入価格:944円
色は透き通ったやや濃い赤紫。
香りはブラックベリー、レタス、キャンディー、黒胡椒、プルーン?アイスクリーム?
味は薄く苦味を伴う酸味と渋味。余韻は渋味を伴う酸味と軽い苦味。
色が軽く抜けてきた様にも見えるが、大きな変化はないかな。
9月の頃と比べて香りにまだ薄っすら青臭さが残るが、それでもかなり大人しくなった。
味は酸味のしつこさがほぼ無くなり、余韻にかつてのヤンチャな面影を残すのみ。
酸味が穏やかになった事で、バランスの問題から相対的に苦味が目立ち気味にもなったかも。
でもまぁ香りの甘さと穏やかなりに残った酸味とで突出は防いでおり、総合的には特に気になる程でもないと思う。
半年弱でここまで変化したのなら、もう6~7ヶ月で“自分のワイン”として完成するだろう。
あとはここからの変化を面白がって観察するのみ。
スーパーの店頭在庫買い占めてやろうかww(2008年ボトルが出回り始めたから残り5~6本位のはず)
値段以上。
こうなれば1280円以上のラインを余裕でクリア。
ピノノワールワインとしては ベレナ とか クロ・ビュザオ とかよりもずっと信頼できる。
最初飲んだ時は香りや酸味がキツくてイマイチだったが、根気強く見守ってやれば成長するもんだなぁ。
400cc残しで次の日(抜栓後約25時間経過)
香りにリンゴっぽい香りが増え、レタス、黒胡椒の香りが微妙に強まる。
前日の穏やかな酸味と余韻の苦味が今回は強めに出てきて、半端にパワーを感じる。
大人しい範疇で収まるので、“しつこい”とまではいかない。
初日の穏やかさに魅力を感じた人には、少々違和感を感じるかもしれない程度。
珍しく200cc弱残しでさらに3日目突入(都合49時間経過)
2日目の青臭さは消えたが、今度はキャンディーの香りが強まって悪い意味で甘酸っぱさが。
味のパワーは2日目から変わらず。酸味の突出も感じ始めてきた。
グラスに注いで数分待てばいくらか静まるので、チビチビと飲んでいく分には平気。
2日目以降でも衰えを感じさせない底力は素直に感心した。
でも今度からは初日で飲みきることにする。
不味くはないんだけど、2日目以降は酸味の出方が騒がしくて落ち着かない。
葡萄の酸味が好きな人なら、むしろ2日目以降からが本領発揮なのかもしれない。
2007年ボトルを最初に飲んだ時は酸味の突出で敬遠したわけだからこれはこれで間違ってない。
やっぱり濃さというか、このボトルならではの“パワー”は今でもあるんだな。
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