ken2137のワイン記録(たまにワインじゃないのもあるけど)

2009/05/18(月)03:36

イタリア モンテプチアーノ・ダブルッツォ2007 ファルネーゼ

イタリア:アブルッツォ州(17)

稲葉のワインを久しぶりに飲んだ気がする。  イタリア アブルッツォ州  モンテプルチアーノ・ダブルッツォ2007 Momtepulciano d'Abruzzo  ファルネーゼ家 Farneze  モンテプルチアーノ100%  アルコール度13.5%  輸入:株式会社 稲葉 購入価格:1050円 色は濃い紫。 香りはプラム、ブラックベリー、チャービル、ペパーミント?  抜栓60分位で白砂糖、梅干し、紫蘇? 味は渋味と苦味を伴う酸味。余韻に苦味を伴う渋味に薄い甘味。  抜栓30分で苦味と軽く渋味を伴う甘味。 ショップの紹介にあるほど濃さとかは無いな。 濃いと思えるのはイタリアワインの割には酸味の感覚が目立たず、その分渋味を強調して感じ取れてるからなのかな? 果実の香りにハーブ系の爽やかな香りが追いかける、分かり易い香りの出方。 口通りはサラっとしてて軽さも感じるが、渋味も明快にあって飲み応えも出せてる。 綺麗な味で飲み易い、万人向けのイタリアワイン。  抜栓30分前後経過で渋味と苦味のバランスが逆転し、少々ボリューム感とクリアー感が減退。  余計な渋味が大人しくなって飲み易くなったと感じる人もいそうだが、  この変化を機にハーブの香りも強まり、それと連動して全体のバランスにも乱れが生じる。   抜栓60分経過で渋味の感覚が希薄で平坦に。香りもかなり単純な感じへ変化。   渋いワインが苦手な人なら、もしかしたら何となく美味しくなったとも思えそうだが、   そうでない人には当初の味と比べて特徴がかなり弱まり、違和感を強く覚えるかもしれない。   この段階だと味の平坦さの割りに、余韻の苦味を伴った渋味感が妙にハッキリ出て   ちょっと不思議な印象。 抜栓直後がピーク。 時間経過でその味のキャラを次々と変えていくが、最終的にはやたらシンプルな軽めの味で落ち着く。 料理は選ばないし、単独でもそこそこ飲める汎用性の高さはなかなか。 時間による味の印象のブレは小さくないが、値段なりの働きは十分期待できるので事前に把握出来てれば対応可能。 値段相応。 変化後の味も、好みの問題は有れど悪い所ばかりではないし、約1000円のイタリアワインとしての役割は十分に果たせてる。 抜栓直後の味で変化しなければ1400円台も狙えそうなんだが、まぁこの辺は値段なりの限界があるか・・。 ★楽天検索 ファルネーゼ モンテプルチ★ この相場なら1150円辺りまでが上限かな・・。1200円を超えるとお得感が急速に薄れていく。

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