2014/03/11(火)03:32
ボルドー アントゥル・アミ・ボルドー・ブラン2012 デスパーニュ家
ボルドー アントゥル・ドゥ・メール
アントゥル(アントル)・アミ・ボルドー・ブラン2012 Entr'amis Bordeaux Blanc
デスパーニュ家 Despagne
ソーヴィニヨンブラン90% セミヨン5% ミュスカデル5%
アルコール分12%
輸入:株式会社ドウシシャ 購入価格:1080円
色はやや薄い黄色。
香りはグレープフルーツ、シトラス、シロップ、青草、ライムの皮、ミント、粉砂糖?
味は苦味と薄い酸味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。
うん、なかなかの味。
香りは柑橘感満載で、ハーブや葉物野菜的青臭さが追ってくる。
味は苦味基調で大人しいが、果実感もしっかり残してる。
ソーヴィニヨンブランの特徴がしっかり出ており、良い意味での 香りの青臭さ と 味の苦味感が綺麗。
苦味も酸も突出は無く、それでいて薄い果実感が苦味の土台の上で主張する。
フラットな味わいで、バランス感に長けるタイプ。
ソーヴィニヨンブランの香りが苦手な人には、まずオススメしない。
土地と品種の特徴の範囲内だが、余韻の苦味もやや口内に残り易い傾向が見られる。
冷温キープして、サッと飲めれば大した傾向でもないだろうが。
抜栓40分(温度上昇?)で、味の苦味にちょっと粘っこい印象が・・。(気温20℃、湿度23%)
大筋での味と香りには大きな動きは無く、気のせいと受け流す事が出来る程度。
何か適当なツマミが有れば、まず気にする事はないはず。
良くも悪くもソーヴィニヨンブラン主体の、正統派ボルドー・ブラン。
香りの青臭さがちょっとうるさいだけで、味自体は結構万人向けのニュートラルな雰囲気。
好みの問題も有るが、ほぼ同価格の平凡な安シャルドネよりも ずっと個性を感じる。
料理は苦味の効いた野菜系か、酸味の乗った魚介系かどちらかかな?
この時期出回り始めの菜の花やアスパラの炒め物、白身魚や帆立・牡蠣等のマリネもいい。
酸味や塩の味に相性の良さを見せる感じなので、イタリア料理に合わせる感じが上手く行くかも。
値段以上。
1200円台を十分に狙える実力。
1000円前後のボルドー白の中でも上出来の部類。
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楽天扱い約7件 1040円~1500円 平均1180円前後
まあ1000円台なら十分。
1300円超えてくると、デスパーニュ家上位ランクのトゥール・ド・ミランボーを勧めたくなるところ。