ken2137のワイン記録(たまにワインじゃないのもあるけど)

2015/03/10(火)03:19

ブルゴーニュ ピノノワール・トラディッション2012 モアラール社

ブルゴーニュ赤:ACブル(33)

 ブルゴーニュ  ピノノワール・トラディッション2012 PinotNoir Tradition  モアラール(モワラール)社 Moillard  ピノノワール100%  アルコール分12.5%  輸入:株式会社 明治屋 購入価格:1984円 色は澄んだ赤紫。 香りはブラックベリー、インク、生肉、ザクロ、甘くないイチゴ、ラムネ?  抜栓15分弱でカシス、カラメル、イチゴ、グラニュー糖? 味は酸味と薄い苦味。余韻に薄い甘味と酸味を伴う薄い苦味。 う~ん随分と粗い、濁った酸味だな。 渋味は有って無い様なもので、軽やかさは有るが、それだけ。 香りはちょっとそれっぽかったが、ブルピノ特有のエレガントさはほぼ無し。 一応、渋味の控えめさ故の飲み易さは確か。 ボディーの弱さは香りで何とかカバー。 酸味の主張で、控えめな味のノリを底上げ。  15分程の時間経過で酸味の粗さは多少解消されてきた。  それにつれて香りも合わせて甘い雰囲気に変化。  もう2年位寝かせてれば酸も落ち着いて、それなりに熟成もしたのかな!? とにかく起伏が無い。伸びが無い。 ボディーの弱さを酸で支えようとしたのかもしれないが、その酸も変にしつこくて綺麗じゃない。 時間経過後はやや持ち直したが、それも気休めレベル。 これは・・・ダメかも分からんね。 ガブ飲みワイン程度の安い飲み方しか期待出来ない。 いざとなったら氷でも入れて冷やし、酸味も苦味も締めてサッと飲んでしまった方がいいかも。 同価格帯以下のニューワールドピノの方が、もっとピノノワールワインとして高級感が有る。 熟成次第では向上しそうな部分も見れたけど、それを待望する程の伸び代でもない。 しつこい酸に対抗出来る、多少味の濃い物に向いてるかも。 トマトクリームシチューとかならトマトの酸味をワインに対応させつつ、シチューの濃厚さを活かせるはず。 でなければ下手にワインをいじらず、バターロールにオリーブオイルと塩で充分。 値段以下。 「ブルゴーニュ」の看板が無ければ話にならない。 そこらの1200円前後位のボジョレー並み。 ★モアラール ピノ★ 楽天扱い約3件 2223円~2808円 平均2500円前後 全くオススメしない。 ちょっと出来の良い1480円位のボジョレー・ヴィラージュの方がもっと良い仕事をするだろう。 ブルゴーニュの看板を背負って2000円以上取るには明らかに貫目不足。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る