2017/11/23(木)05:21
イタリア ダネーゼ・レッジーニ・デュレッロ・ヴィーノ・スプマンテ・ブリュットNV カンティーナ・ダネーゼ
イタリア ヴェネト州 DOCレッシーニ・デュレッロ(ドゥレッロ)
ダネーゼ・レッジーニ(レッシーニ)・デュレッロ・ヴィーノ・スプマンテ・ブリュットNV
Daneze Lessini Durello Vino Spumante Brut
カンティーナ・ダネーゼ Cantina Daneze http://www.cantinadanese.com/
デュレッロ、シャルドネ 割合不明(PDF)
シャルマ方式
アルコール分12%
輸入:株式会社ヤオコー 購入価格:846円
色は薄い黄色。
香りはレモン、粉砂糖、ラムネ、ローレル?塩水?
味は酸味と苦味。余韻に薄い苦味と酸味。
まあまあ・・か。
柑橘に甘い雰囲気のものが混じり、ほんのりハーブ。
ユルめの酸と苦味を(決して強くない)炭酸で勢いを付けて送り出す。
ラムネっぽい香りが甘味の感覚を引き出し、酸と苦味の二面押しの中に起伏を生む。
泡の勢いは穏やかでバランスは良好。かなり飲み易い、万人向け。
ガブ飲みワインの部類かな。炭酸が強いカヴァとかが苦手な人なら気に入ると思う。
炭酸のボリュームもスタミナも弱い、スパークリングというには微炭酸が過ぎると思う。
最初の一口はそれなりに美味いが、泡持ちが悪い(?)せいか、10分もしない内に安っぽい味に。
悪いなりに一定水準を下回ったら今度は低め安定でフリザンテレベルの微炭酸ワインに本格突入。
総合的には、良くも悪くも無難なスプマンテ。
抜栓後、グラスに注いですぐ(長くても15分以内)に飲むのならそこそこ上出来。
1時間位かけて一人で1本飲むと、20分位を境に炭酸が弱ってくのと比例して、すぐ飽きる味に。
ランブルスコ・ビアンコとかと違って甘味が弱いから、どこか一つ落ちると他の特徴が弱るのも早い。
料理は生ハム2~3枚有ればそれで良いかな!?
ちょっとクリーミーなドレッシングをかけたサラダでもよし。
適当に苦味を散らせればそれで充分。クラッカー1枚でもそれはそれで問題無し。
値段相応。
ダネーゼといえば、以前ブラン・ド・ブランやロゼを飲んだが、ブラン・ド・ブランに似た味わい。
あちらの方が安いなりに大人しい味だったが、特長はハッキリ見え易かった。
抜栓15分までなら今回のレッジーニ・デュレッロの方が値段なりに上だが、20分を超えるとダメな感じに。(相対的にブラン・ド・ブランの方がまだ美味さを保ててる)
結局、このダネーゼのスプマンテシリーズは使い分けが重要って事か。
ブラン・ド・ブラン:普段の食中酒としてのスプマンテ
ロゼ:食前酒~オードブルに向けた最初の一杯向け
レッジーニ:パーティーでの最初の乾杯用特化型
食中酒にも出来なくはないが、ブラン・ド・ブランにはコスパで劣る
多分、そういう事だろう。