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テーマ:江戸の祭!江戸の神輿!(47)
カテゴリ:♪祭り♪
あっしの地元、東京は江東区の深川地区において3年に一度の祭りがあります。
赤坂の日枝神社の山王祭、神田明神の神田祭、浅草の三社祭と並び 「江戸三大祭」の一つに数えられている由緒ある祭りです。 例大祭と呼ばれる今年は、所属する各町会神輿54基が所属町会を練り歩き 最後は永代橋を渡って、八幡様に戻る祭りとなっています。 この例大祭が終了すると翌年は、本社神輿を担ぐ例大祭となります。 また珍しい手法で、水を神輿や担ぎ手に掛けながら行うところから 別名:水掛祭りとも呼ばれています。 深川のお祭りは「ワッショイ、ワッシヨイ」の伝統的な掛け声と 「水掛け祭」の別名通り、沿道の観衆から担ぎ手に清めの水が浴びせられ 担ぎ手と観衆が一体となって盛り上がるのが特徴で、江戸の粋を 今に伝えるお祭りとして、多くの人々によって大切に受け継がれています。 元禄時代に豪商として名を馳せた紀伊国屋文左衛門が奉納したとされる 総金張りの宮神輿が3基あったのですが、大正時代に発生した関東大震災で 惜しくも焼失、それから68年の時を経て、平成3年に日本―バカでかい 黄金大神輿が奉納され宮神輿が復活したんです。 でもぉ・・・・・(ーー デカ過ぎて担げませんからぁ~! ざんねぇ~ん(>_<) マジでデカイんです。。。 担ぎ手(担ぐ人と交代要員)が最低でも総勢3,000人はいないと無理で しかも高さがありすぎてしまい、電線はモチロン、歩道橋でさえ潜れない大きさ。 下にサイズを書きますので、読んで驚いて下さい(笑) ◇一之宮◇ 台輪幅:5尺(1m51cm) 屋根幅:9尺5寸(2m89cm) 高 さ:14尺5寸(4m39cm) 重 量:約4.5トン 装 飾:鳳凰の胸には、ダイヤ7カラット 鳳凰の目には、ダイヤ4カラット 1対 鳳凰の鶏冠には、ルビー2,010個 狛犬の目には、ダイヤ3カラット 2対 隅木の目には、ダイヤ1カラット 4対 小鳥の目には、ダイヤ1カラット 4対 屋根には、純金24kg その他にプラチナ、銀、宝石多数使用 ご覧の通り、写っている人間は全て担ぎ手です(笑) 結局、上記のようなサイズや画像の通り、しょっちゅう担ぐことができないので 新たに宮神輿を製作し、二の宮として平成9年の例大祭で華麗に渡御したんです。 でも・・・これも大きい(笑) ◇二之宮◇ 台輪幅:4尺5寸(1m36cm) 屋根幅:7尺5寸(2m27cm) 高 さ:10尺8寸(3m27cm) 重 量:約2トン 装 飾:鳳凰の目 ダイヤ2.5カラット 1対 その他 一之宮、二之宮の画像を比べて頂くと判りますが、約2分の1となってます。 でも、大きい。。。 出番は、来年です♪ この祭りのメインは、八幡様の前を通る永代通りというのがあり 皇居(旧江戸城)より大手町、日本橋、隅田川を越えまっすぐ東へ走る 通りなのですが、途中にある隅田川にかかる永代橋。 ここで神輿を担ぎ手全員両腕で持ち上げ、橋を渡りきる(通称:差し切る)ことが 一番の見せ所です。 昔は、江戸城まで担ぎ、殿様にみていただいたと言われています。 とても東京下町の夏らしい祭りとも言える、このイベントに お時間が許せば是非見に来て下さい♪ ただし、”水掛祭り”なので、見物客も濡れます。 水を掛けられても怒らないで下さい(^_^;) 祭りをよく知らずに、ただ見に来た方で、まれに怒る人がいらっしゃいます(笑) また、カメラなども防水加工を万全に☆ 詳しくはこちらをご覧下さい。 時間やルートなどが詳しく載っています。 ちなみにあっしは、八番手の東陽二(東陽二丁目町会)で担いでいます(^^)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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