カテゴリ:感謝を伝える
私が住む故郷浜松には、全国に誇る事のできる素晴らしい教育システムが存在することを知り、深く感動しております。
浜松では、小学校で行われる「2分の1成人式」(10歳)、中学校で行われる「立志式」(14歳)、市で行う「成人式」(20歳)の3つが開催されているのです。 これを実際に行っている小学校の先生から、詳しくお話を聞かせて頂こうと、3月28日に「静岡県西部モラロジー教育研究会」のメンバー4人で、以前にも道徳の授業を参観させて頂いたことのある、浜松市立西気賀小学校の大西真理子校長先生をお訪ねしました。 インタビューさせて頂いたお話のポイントを私なりにまとめると、以下のような内容でした。 --- 1.小学校での「2分の1成人式」は4年生が対象で、方法は各学校に任されている。 2.西気賀小学校では、学校の授業参観の行事の中で「2分の1成人式」を行っている。 3.平成25年2月22日には、以下のようなプログラムで実施された。 (1)初めの言葉 (2)2分の1成人証明授与 (3)私の思い出と夢(全員発表) (4)詩の群読 ・・・ 宮沢賢治の「雨にも負けず」 (5)父母への「感謝の手紙 + お礼の肩たたき」プレゼント (6)校長先生からのお祝いの言葉 (7)終わりの言葉 (8)記念演奏 (9)記念写真 ![]() ![]() ![]() 4.「校長先生からのお祝いの言葉」の中で、道徳教育の教材「ニューモラル」が活用された。 子どもが10歳 = 子どもが生まれて来てくれたおかげで親も10歳 膨大な祖先の数と、果てしない「命のつながり」 ⇒ 命の尊さ ![]() 5.ここで発表された「私の思い出と夢」の作文は、中学校に引き渡され、卒業時に卒業アルバムと共に 子どもに渡される。 ※ 20歳の「成人式」になると、全員が地元にいるとは限らないので、この作文を「成人式」に本人に直接渡すところまではいっていないとのことでした。 --- この子ども達が中学校を卒業する時、卒業アルバムと共に「2分の1成人式」や「立志式」の時に書いた「自分の夢」の作文を手にして読み直したら、きっと「夢を叶えるために更に頑張ろう!」と、心を新たにすることでしょう。 浜松市教育長の高木伸三氏がスローガンにしている「心の耕し」を、このような形で着実に実現しくれている、浜松市の小中学校の先生方に心から敬意を表すともに、このような素晴らしい浜松に住める喜びを噛み締めている賢ちゃんです。 沢山の資料を準備して頂き、インタビューにお答えいただいた、大西真理子校長先生、本当にありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年04月05日 22時55分11秒
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