カテゴリ:感謝を伝える
昨日の続きです。
エントモさんの講演が終わり、会食が一段落したところで質疑応答の流れになりました。 --- そこで、参加メンバーの1人から、こんな質問が飛び出しました。 「野球部の生徒って、坊主頭が多いですよね。坊主頭でなければいけないという規則があるんですか?」 「坊主頭にするには、明確な理由があります。その理由って何だと思いますか?」と、エントモさんの正面で食事をしていた私に、突然振られました。 私は「余分な事に意識を向けさせないで、野球に集中させるためではないでしょうか?」と答えました。 これを受けてエントモさんは、「高校生は一番女の子にもてたい時期で、ヘアースタイルを気にします。この意識をあえて手放すことで、野球に集中させるために、坊主頭にさせているんです」 納得です。これも「強制」の1つなのですね。「私の答えで合ってんじゃん」と、内心嬉しくなった賢ちゃんでした。 --- 続けて今度は、子ども野球の指導員をした経験のあるメンバーから、次のような質問が出されました。 「私が子ども達の指導をしていた時、保護者がいろんな要求を言って来て、対応に困った経験がありますが、保護者からいろいろ言われる事ってありませんか?」 『あります。そんな時、“親の口出しをどうかわすか”です。 「止めて下さい!」はダメなんです。親の本当の気持ちは“関わりたい”のですから「止めて下さい!」と否定されたら、どうしていいか分からなくなってしまいます。 そこで以下の3つで「関わって欲しい」と私はお願いしています。 1.食事について 朝ご飯を、しっかり作って食べさせてあげて下さい 2.言葉の使い方について 結果を聞くのではなく、意識していたことを聞いてあげて下さい 「今日はちゃんと打てたの?」ではなく「何を意識してバットを振ったの?」 この問いにより、子どもは意識を大切にするようにり 自分が意識したことを言葉で表現するようになります 3.洗濯について 子どものユニホームなどを洗濯しないで下さい 自分の事は自分でやらせ、苦労をさせることで、子どもの「底力」がつくからです』 親の関わりたいという思いを大切にし、子どもの成長を支援して欲しいと「お願い」することで、親を味方に付けてしまうエントモさんの温かい愛情に、賢ちゃん完全に脱帽しました。 --- エントモさん、参加された皆さん、最幸の1夜を本当にありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年10月14日 20時00分31秒
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