テーマ:いじめ対策(10)
カテゴリ:ピア・サポート活動
◆導入2年目(2018年度:平成30年度) 田口かな子養護教諭がピア係として校内展開に奮闘した年 1) 活動内容 1年目の計画を実践する年 【学年部朝会でのピア・サポート活動】 2ケ月に1回の朝会で、低・中・高の2学年団に分かれ、話す力と聞く力をたかめる演習を実施 (8:00~20分を使ってアイスブレイクやスピーチ、エンカウンターなどを) 「ホワイトボードが足りないというハプニングがあっても、臨機応変に対応でた。次は、話をするときにつまずかずに話したい」 (健康委員会の、司会を担当した児童の感想) 【学級活動でのピア・サポート活動】 問題解決スキルや対立解消スキルの訓練を実施 (4年生は学活で、5・6年生は年間3回の合同学活で) 「喧嘩の仲裁に入るのは難しかったけれど、これを生かせば喧嘩を止める勇気がない人も仲裁に入れる勇気はもらえたと思う。勇気があった人は、もっと仲裁が上手になったと思う。だからピア・サポートの活動はとてもいいと思う。」 (ピア・サポーターとして研修に参加した児童の感想) 【児童の健康委員会活動での、より主体的なピア・サポート活動】 健康委員会活動の年間計画を作成し、先の見通しを提示 校内見回りの際の声掛けの材料に「記事の取材」を追加し、それを基に「ピアだより」を作成 (静岡県学校保健会の学校保健新聞コンクールに参加し、表彰されている) 下級生がピア・サポーターを体験したいという希望を受けて、一緒に活動 次年度への引継ぎ時に、6年生が5年生に、活動での工夫を称えることで意欲を高めた 2) 先生方の取り組み 担任が「指導案」に基づいて、主体的にピア・サポート活動に取り組むようになった 担任が出張や風邪などで休んだ時などの「隙間時間」を活用して、養護教諭の田口先生がクラスで、ピア・サポート研修を実施 (校長が許可してくれた) (養護教諭が、普段保健室に来ない児童とも触れ合えるし、児童も喜んでくれた) 3) 子供たちの変化 ピア・サポーターになりたい児童が増えた その結果、ピア・サポーターのモチベーションもUP
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最終更新日
2022年04月07日 20時07分16秒
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