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2024/05/29(水)18:10

國分康孝の談話室第9回の自己開示の危険性について

國分康孝談話室を効果的に視聴する為の支援ツール(10)

​​​​『自己開示の危険性について』 私はこの教えに大学時代に出会いました。自己開示という概念をしらない人間が、親に教わることができず、ゼロから試行錯誤で学び始めたので、上手に自己開示できない失敗も多い人生でした。 いま改めて先生の教えを拝見しましたが、この動画を真に受けると ★誰に対しても自己開示を試みて、更なる自己受容などにつなげるべきである。 という姿勢になる恐れがあるように感じました。 先生は「ふれあい」を得る為にも行うことをさりげなく伝えています。また実例も教師と生徒というお互いが信頼関係で結ばれることが望ましい例となっています。つまり ☆自己開示は信頼関係を結べそう(結ぶべき)な相手にたいして、信頼度が高まるにつれて次第に自己開示度を高めた方がよい 面があるように思えます。 では信頼度を次第に高める為にはどのようにすればいいのでしょうか? <最初> 自己紹介を行う。表面的な内容を開示する。(年齢、好きな食べ物など) <その次> 相手がコミュニケーションを続けてきているとか、好意的に見えるなどの場合。ちょっとした失敗の自己エピソードや、自分の個性に関わること(例:動物の〇〇はかわいいですよね)を開示してみる。 <その次> そうしたやり取りを相手が受容してくれたり、また相手も自己開示をある程度してくれている場合、次第に自己開示の質(深さ)と量を高めてみる。 ☆要は相手を観察しながら、信頼できそうかを感じつつ行う。 ことが、不用意に相手と敵対しないうえでは大切な面となります。相手と感情豊かに話すには、この意識が邪魔をするときなどもありますので、 ☆自分の相手はどんな個性の人なのか?立場・役割のひとなのか?=友達として交流できる余地があるのか? という観点も、感情交流を豊かにしてもよいのか?という不安を感じる場合、有効な判断基準となるかと思います。 最後に、そんな計算通りに人間関係など結べない!という気持ちがわくのは当然だと思います。その通りです。実際上記のように気を付けていても、上手にいかない場合もあれば、信頼関係を結べてしまう場合もあります。人間関係はお互いで作り上げるものです。 ☆ふれあうことのできる人生は確かに心を豊かにしてくれるが、そういう人間関係を結べればそれにこしたことはない。自分にも相手にも相手を拒否したり、認めなたくない自由がある。 ぐらいに考えておく方が、気持ちが落ち着く上、失愛恐怖に陥ることなく、人間関係に過度に過敏にならないですむことでしょう。​​​​​​

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