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カテゴリ:メールカウンセリングの活用方法について
カウンセリング、またはカウンセリング的交流をするときに、有効な要素があります。それは皆さんが本音を語れるようになることです。
プロによるメールカウンセリングだと確定している場合を除いて、インターネット上では、お互いにとく名(相手の名前・人柄などが全くわからない状態)なわけですから、最初は信用できなくて当たり前です。そして交流していくうちに、段々と相手のことが信頼できそうに感じてくるわけです。 すると今度は次のような悩みが出てきやすいです。 「どこまで本当のことを話してよいのだろうか?」 「こんなことを話したら相手に嫌われるのではないだろうか?」 「あんなことを話したら、相手に馬鹿にされたり、傷つけられたりするのではないだろうか?」 これらの不安は、普通の人間関係の交流の場面では、当たり前で自然なことです。(むしろ、こういう気持ちが全く起きない場合、くわしい説明は省きますが、心理的に問題がある可能性があるぐらいです。)しかし、自分が話しにくい内容を伝えるとき、相手がプロのカウンセラーまたはソーシャルワーカーである場合。カウンセラーやソーシャルワーカーは、あなたのこと・あなたの話の内容をちゃんと受け止めてくれます。それが技術も気持ちもしっかりしているプロの専門家の姿なのです。 もちろんカウンセラー・ソーシャルワーカーも、人として大切にされるべきだと思います。ですからみなさんは、相談するときの言い方・表現の仕方は気を配ってもらえるとうれしいです。 具体例をあげますね。もしもカウンセラーからの支援の効果が十分に感じられないときに「全く効果が上がらないじゃないか!それでもプロなのか!へたくそ野郎が!もうカウンセリングになんか来たくねーよ!」と言われたら、カウンセラーも強いストレスを感じてしまいます。 でも「全然効果が無いように感じているんです。今の方法で大丈夫なんでしょうか。効果がなければ、カウンセリングを止めたいのですが。」というように伝えてもらえたら、カウンセラーのストレスは不要に高くなったりはしません。 ただし! プロのカウンセラーであれば、一時的に相談者の方が大混乱、大激怒しているときなどに、ひどい言動を受けることにもちゃんと対処します。大混乱・大激怒の際に、みなさんが言い方・表現を考える余裕はないはずですから。これはカウンセラーとしての意識の高さ・力量で対処するのです。(ただし、最初からずっとこんな態度を続ける場合、効果的な治療は受けられなくなるでしょう) 【まとめ】 プロのカウンセラー・ソーシャルワーカーであれば、あなたが安心して本音を語っても、しっかりと受け止めてくれます。ただし、あなたが相談内容をひどい表現で伝えないようにすると、さらにカウンセリングが効果的になり、カウンセリングが中止になることもないでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.11.22 11:19:57
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