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テーマ:1リットルの涙(92)
カテゴリ:2005年ドラマ
きっと今日はドラマに涙したと言う方が多いだろうなぁと思います。
でも、私は終始ウルウルしていた割には号泣はありませんでした。 今週は泣くんだ泣くんだと思っていたから、かえって 気負ってしまったのかもしれないけれども。。。 今までも別に泣こうと思って泣いていたわけではないので。 とても冷たい気分になりました。 ドラマ的には泣かせる演出タップリだったけれども、 実際の内容は、ここで完全に現実を見せつけられた事となりました。 試験勉強で疲れた友達がアヤのために毎朝早起きして 教室まで行くのを手伝う。。。 ついにケガまでさせてしまう。 校門の前でアヤと車いすを降ろして「お願いね」と去っていく母の前で 暗い顔をする友達。。。 その後のクラスの話し合いの場面よりも、何よりも、 そのシーンが、もう全てを語っていました。 「私はアヤの事を助けたいと思っているけれども、正直きついと思う事もある。 勉強もそんなに器用にできないし、部活もあるし、たまには朝寝坊もしたい」 そう言って泣き崩れる友達。。。 悪くない、と思う。 この子はちっとも悪くない。 遥斗の言う 「オレもあいつらと同じだ。何もしてやれない」 が全てです。 そう、誰も何もしてあげられない。 だから、アヤはついに決断する。学校を去る事を。 そこまで決断し、笑って話せるようになるまで 「私には1リットルの涙が必要でした」 クラスメイトの前で語る。。。 もしも私がこのクラスにいたって同じ事だ。 ただ、泣くだけ。それしかしてあげられない。 人に何かをしてあげられない、と言う現実を知ってしまった 友達の方も、充分傷ついていると思います。 そして遥斗も。。。 涙が出ても、どんなに泣いても、いつも周囲を気遣って笑顔を作ろうとするアヤ。 橋の上で、「お前のために何もできない」と泣く遥斗。 自分が一番苦しいその時にさえ、「いつも側にいてくれた」「ありがとう」と、 そんな遥斗のために笑顔を作ってみせる。 そして、2人で降り出した雪の中、泣き続ける。。。 このシーンが私の今日の一番の泣き所でした。 わたしのために、みんなが 千羽鶴を折ってくれているらしい。 まぶたの裏に焼き付けておこう。 たとえ別れても、決して忘れないために。 でも、本当は 亜矢ちゃん行かないでって 言ってほしかった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月30日 20時20分02秒
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