見取り八段・実0段

2006/01/16(月)01:03

同じ3年生なのに。。。

ウチの店に「見るから悪そうな、お子様集団」が来た。 ま、お金はちゃんと払っていきましたが。(今日は) ボスみたいな子と、その友達、そして舎弟のような下級生3人ほど。 ガミガミと偉そうに舎弟を怒鳴りながら売り場を歩き回るボス。 変なサングラスをかけていたので、初めは分からなかったけれども、 よくよく見れば知っている子ではないか。 小学校の時に兄ちゃんと何度も同じクラスになっていた子だ。 お母さんとは何かの役員を一緒にやった事もある。 今までも何度かウチの店に買い物に来ていたけれども、 その時は、ツッパリながらも一応挨拶はして来ていた。 でも、今日は「●●くん?」と言ってみたら、「は?何ですか?」と 言われてしまった。 ふーん。。。もう、挨拶もしなくなったのね。 おしまいだな。 と思った。 この子は、これからドンドン落ちていくんだろうな。 この、受験を控えているはずの時期。フラフラと遊んでいると言う事は 高校にも行かないのだろう。 ふと、兄ちゃんを思い浮かべる。 お勉強は出来ないが。。。出来なくても毎日一生懸命に机に向かっている。 高額な装飾品がいっぱい並んだ、ウチの売り場には興味もないだろう。 ブランドの名前だって知らないのだ。 今時、遅れた中学生かも知れないけれども、外れた事は恐くて出来ない。 真面目な子である。可愛い我が子。 同じ中学3年生なのに。。。 中学が変わってしまって、全然会わないけれども、 この子のお母さんは、今頃この子にどう接しているのだろう。 小学校の時から、随分と素行を心配していたようだったけれども。。。 まだ幼い丸い顔。低い鼻。 キミ、そのサングラス似合ってないよ。 背伸びしたい時期なんだろう。 でも、道は間違えないでね。 少なくとも、あたしが全然知らない子じゃないんだから。 心配してしまうよ。

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