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カテゴリ:2006年ドラマ
子供には、親は選べない。
情けないこんな人だって、この人は私のお父さん。 お父さんの事を怒って良いのは私だけ。 照代を佐々良に置いて、行方不明になった父親が笹乃館に訪ねて来る。 目的は照代ではなくて妻、つまり照代の母を捜すため。 訪ねてきた父は照代の部屋に隠れ、食事を持って来させ、 挙げ句の果てには、照代が汗水流して働いた、高校に入るために貯めた給料を スロットで使い果たしてしまう。 しかも、照代がバイトしている書店で万引き。。。 警官に笹乃館に連れてこられた。 見ていて、何て親なんだろう。 としか思えなかった。 テレビの中に入れるならば、入って行って殴りたいくらい。。。 でも、照代は何故か怒らない。 父親のために、隠れておむすびを作り、並んで寝ながら思い出話をしたりしている。 笹乃館に連行してきた、お巡りさんが言う事は、もっともだと思うが、 お父さんを怒って良いのは私だけ。 と、父を悪く言う人間に反論する。 このドラマが始まってから、照代の父も母も非常識で、照代に対して情がなくて。。。 本当にひどい親だと思ってきた。 でも、照代は、それほど激しく親を責めてはいない。 信じているんだね。また一緒に暮らせる日々を。 それだけ、愛されて楽しく過ごしてきたんだね。 照代の父が本屋で万引きした本の中には、高校の数学参考書が入っていた。 選べないけど親は親。 選べないから、親は親。 ひどい親の元に生まれてしまった不幸を嘆くのではなく、 それを受け入れ、愛する照代は前向きだ。 てるてるあした しんじていれば かならずあえる メールの差出人は。。。 リッチマン・コインの最終の行き先は、本屋の息子だった。 こいつは能なしだ! と父親である店主に罵られながら働いていた息子。 しかし、照代と父のやり取りの一部始終を見ていた店主は、 最後に初めて息子に優しい言葉をかける。 今日も良い天気だな。。。 親子で見上げる青い空。 ポケットにはリッチマン・コイン。 このコインは お金を呼ぶのではなくて、愛情を呼ぶのかも知れない。 ・てるてるあした 公式サイト ・てるてるあした 第6話 感想 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月27日 09時26分21秒
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