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2006年08月28日
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カテゴリ:2006年ドラマ
本日8月28日は、日本で最初のテレビCMが放送されたことを記念した
「テレビCMの日」であるらしい。hana3

私はドラマが大好きだが、CMも好きだ。
CMの中には、わずか何秒間に凝縮されたドラマがある。

最近のCMは面白い物が多い。
思わず見とれてしまうような美しい映像もある。

CMに釣られて新商品を買う事もよくある。

まんまとテレビのワナにハマった視聴者、消費者と言えるだろう。

でももちろん、思わず買ってしまう、と言う事は、
それだけそのCMに商品の良さを訴える力があるからだと思う。

本当に美味しそうなお菓子。
本当に肌がきれいになりそうな化粧品。
本当に便利そうな電化製品。。。


本当に素晴らしい物を本当の映像で訴えたい。。。

そんな本物の想いでCMを作っている人が、果たしているのかどうかは解らないけれども。


杉本登志。(すぎやま とし)

その人の名前は、初めて知った。
カンヌ国際広告賞銀賞を受賞した才能の人。

短い限られた時間の中で、いかにして本物を映すか
その事に生涯拘った人である。

「ウソは、ばれるからな。」
それが彼の口癖である。

自然な光の中で、自然に起こりうる状況を、自然な演技で。。。

幼い頃から一緒にいた弟をカメラマンに従え、自分を崇拝するスタッフと共に。


昔の日本では、彼の才能と拘りのままに作品を作る事ができた。
少数の、彼の手足となるスタッフと、彼を認めてくれるクライアントと。。。

しかし、会社が成長し、仕事の量が増え、従業員も増え。。。
そんな中で、だんだんと彼が拘る「本物」を丁寧に作ると言う作業が難しくなってくる。

次の仕事が押し迫り、時間がなくなり、満足行かなくても撮り直す時間が取れない。

そこから、芸術家としての彼の苦悩が始まる。


ドラマの軸は、そんな彼の輝ける才能と苦悩。
そして、彼とカメラマンの弟・伝命との複雑な心の触れあい。


伝命が、同じ会社にカメラマンとして入ってきた時、
「同じ仕事をする以上は兄と呼ぶな」
と厳命した登志

以来、2人は兄弟であって、ディレクターとカメラマンと言う位置で
仕事する事となる。


しかし、石油会社からの依頼CMの制作に苦しんだとき、
自分に水を入れてくれた伝命を見て、幼い頃2人でリヤカーを引き、
途中で弟に水を飲ませてやった事を思い出す


その思い出が元となって、できた1本の作品。


2人の男が、ガス欠になった車を押している。
男達の関係は解らない。
友達同士かも知れないし、行きずりの旅仲間かも知れない。

または、兄弟かも知れない。

坂を上りきった時、2人は水を飲み、休憩する。

そして、またゆっくりと車を押し始めるのだ。




弟・伝命の方も、引退後CM制作のカメラマンを頼まれ、
「美味しそうに食べる風景」
を探す所、たこ焼きを分け合って食べる兄弟を見て、
思わずカメラを回す。

その脳裏にフラッシュバックしたのは、やはり
幼い頃水を飲ませてくれた兄の姿。

兄弟が、兄弟と言う位置を離れて仕事仲間となってしまってからも、hana3
実はお互いを心の奥で深く求めていた姿が、そこに見える。


「本物」を撮る事ができなくなった登志の苦悩は、ついに彼自身に自分の命を絶たせた。

発見したのは、弟・伝命であった。



リッチでないのに リッチな世界などわかりません。
ハッピーでないのに ハッピーな世界などえがけません。
「夢」がないのに 「夢」をうることなどは。。。とても。

嘘をついてもばれるものです。




時間に追われ、照明で作った偽の光の中で、偽の現実を撮る事に疲れた天才。
真実を撮る事に、命を燃やした天才。

真実を理解できるのは、ただ1人、自分と同じ世界を愛した弟だけだった。hane


真実を見極めるのは難しい。
私たちは今、映像の溢れた世界に住んでいる。

リアルとは一体なんなのか。。。


考えさせられるドラマだった。







最終更新日  2006年08月29日 16時42分28秒
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