2006/10/22(日)22:59
【功名が辻】第四十二話
へそくりで駿馬を購入する話と同じくらい有名な「笠の緒」の話。
千代の元に石田三成からの三成側に付くように。と言う十三箇条の密書が届いた。
千代は全く開封せず、「読んでいない」事を示すために糸で封をした。
そして、掛川にいる一豊の元に、これを持たせて使者を走らせる。
その際、使者が捕らえられ、身ぐるみ剥がされても解らないように
文をしたためて、笠の緒に編み込んだ。
文の内容は、
石田からの密書が来たので、開封せずに家康に届け、誠意を見せること。
もしも、石田に付くのならば、開封して下さい。
石田に付いた毛利は、内部分裂しており、崩れるのは時間の問題。
この文を見た一豊は家康に付く事を決心した。
実際には、一豊は会津征伐に加わる事を決めた段階で、家康に付く決心は
できていたの思うので、たぶん史実では、この笠の緒の密書のおかげで、
より家康の信頼を得る事ができた、と言うところか。。。
増田が千代の元に「大阪城に人質として入るように」と言ってきた時、
私は対馬の守の妻でございますゆえ、対馬の守の申されることしか聞きませぬ。
私の主人は対馬の守ただひとり
と、タンカを切った千代が、良かった。
細川家では、同じように人質要請を受けた妻、たまが家臣の手によって自決させられた。
細川ガラシャの辞世の句
散りぬべき時知りてこそ世の中の 花も花なれ人も人なれ
明智光秀の娘として産まれ、逆賊の娘と言われながらも命を長らえ、
夫に縛られながらも愛され、キリシタンを貫いた波乱の人生だった。
彼女の死によって、三成の計画は崩れ、多くの大名の妻子が監禁を免れたのである。
・功名が辻 第四十一話
どーもー。。。相変わらず、パソコンの調子が悪く、記事を書くのがやっとの状態です。
先週のトラバのお返しさえ、満足に出来てない状態です。すいません~。。。
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