|
カテゴリ:2006年ドラマ
その日、少女は母になった。
1648g未熟児。 この子はすごいんですよ。 この位の赤ちゃんだと人工呼吸が必要な子もいますが、 自分でしっかり呼吸ができる。 新生児ICUの先生の言葉とケースの中で一生懸命動く子供の姿に 感動しなかった人はいないと思う。 出産には、1人1人のドラマがある。 出産する事も命をひとつ育てる事も奇跡のような事であり、 学校で言われていた通り、今みんなが授業を受けている事、 みんながここにいる事、それ自体が奇跡のような事だと言うのは本当の事かも知れない。 でも。。。 これは、別に母が14才じゃなくても、そうなんですよね。 命が産まれる事の素晴らしさ、を描きたいならば 別に主人公は14才である必要はないわけで、 その辺が、やはりこのドラマの始まりの方が置いてきぼりになっている と言う違和感に繋がらざるを得ないわけです。 赤ちゃんの誕生に感動して、大方の視聴者はもう、きっかけとか産む動機とかの事は 忘れてしまっているんじゃないでしょうか。。。 そこに拘りを捨てられない私は、やはり、このドラマを見る者として すでに向こう岸の人間なんだな。。。と改めて思いました。 今までのあれこれを考えると、率直に言って 私は、この子を好きになれない。 ハッキリ言うと嫌いです。 むしろ私は桐野くんに心動かされてしまった。 今まで、とことん無表情だったこの子が、 たった15で、自分の血が流れた。。。自分の遺伝子を持った まぎれもない自分の子供と対面させられる。 15才の子供がですよ。 自分の子供を見ているわけです。 どんなに逃げても、逃げたくても、まぎれもなく、これは自分の子供。 オレは高等部には行かない。 中学を出たら働く。 少しでも子供にお金を送りたい。 この子は、明らかに成長している。 いや、成長させられているわけです。 そして、桐野の母は、ついに自分から独立してしまう息子の姿に涙を流す。 やっと、子供が巣立って行く事にあきらめが付くわけです。 とりあえず、好きだろうが嫌いだろうが、未希が助かった事にはホッとしました。 でも、予告だと子供の方が。。。 う~ん。。。 産まれたからには頑張って生きて欲しいのですが。。。 14才で子供を産むと赤ちゃんが死んでしまうので止めましょう。 と言う結論は望ましくないです。 ラスト1話で、このドラマが、最初の方にまで遡って どういう結論を出すのか。 それだけが見たくて見続けてるんですから。 ・14才の母 第9話 ウチの「14才の母 第7話」の記事に、ずっとずっと毎日のようにコメント付けている方が いらっしゃって。。。 どうやら、ウチだけじゃなくて色々なブログさんにコピペで コメント入れているみたいなんだけど。 ザーっと読んでみると、はぁ?と思う事もあるけれども面白い事も書いているので 削除せずに置いてあります。 お暇な方は見てみて下さい。 この人、自分でブログやればいいのに。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月14日 22時27分24秒
[2006年ドラマ] カテゴリの最新記事
|