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カテゴリ:2007年ドラマ
オカン、ちっとも苦労だと思った事ないよ。
もう大学は辞める。 学校に行って何になる。 絵を描いて何になる。 もう仕送りはしなくていいよ。 と言う雅也にオカンは言う。 ちっとも苦労だと思ってない。と。 美大では、みんなに追いつかず、田舎っぽさを隠すために服を買い、 学校に行かずに麻雀に明け暮れ、美味しそうな話に引っかかって。。。 親からの仕送りを、そうやって次々と無駄にしていった雅也。 田舎で汗水たらして働くオカンの姿を知ってか知らずか。 仕送りの現金書留封筒から、お金を抜くときも全く躊躇していない様子。 それでも、オカンからの宛名が書かれた空の現金書留封筒は 全部大事に取ってある。 食べる事の大変さ。 それは、自分で働くようになるまで解らない。 私自身は学生時代は全て実家で過ごし、仕送りと言う物は いただいた事がない。 それでも、実家にいる間、どれだけ親のお金を無駄にしてきたか、 今から考えると、ひどい事をしてきたなぁ、と思う。 親になった今、親がどれだけの思いで子供にお金を掛けているか、 それがよく解るのである。 それでも私には、このオカンのように自分を削ってまで子供に尽くす事は出来ない。 自分を犠牲にして、子供の夢のために働く。 子供のため、子供のため。。。 この親は、本当に凄い人だと思う。 いつか、まーくんの絵が大きな看板になるといいねぇ。 どこまでも親バカであり、どこまでも大きな愛。 この愛に応えるためには、雅也は頑張るしかないのである。 エンディングにかかるコブクロの「蕾」のサビ部分が ドラマが終わった後も、いつまでも頭の奧で繰り返す。 親には感謝しないといけないなぁ。。。と思う。 ・東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月16日 01時16分06秒
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