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カテゴリ:2008年ドラマ
「審判」のカード
「過去なる罪への償い」 刑事・芹沢直人と、弁護士・成瀬領との出会いは、 あるべくしてあった物だった。 初めまして と少し微笑む芹沢に対して、一瞬、怪訝そうな表情の成瀬。 自分が世話になった弁護士が殺害され、 犯人に憎しみを募らせる芹沢の 熊田さんには、愛する奥さんもお子さんもいらっしゃったんです! と言う言葉に対して、犯人の弁護士となった成瀬は冷たく言い放つ。 それは熊田さんに限りません。 豊かでも貧しくても、 人は誰かにとって大切な存在です。 私も あなたも 熊田殺害の現場検証で、 被害者役となった芹沢は、 犯人にナイフを向けた時、過去の自分を思い出す。 その昔、 少年に、こうしてナイフを向けた事。 そして、自分は・・・・・・ 熊田に、そして芹沢に、「審判」のタロットカードを 贈った人間は全てを知っている。 サイコメトラーの、しおりは、 カードが入った赤い封筒を読みとって言った。 この手紙を書いている人には心がない ![]() ![]() ![]() すごく惹きつけられた第1話だった。 感情丸出しの熱血漢刑事・芹沢の過去。 弟を殺された「天使の弁護士」成瀬の過去。 熊田殺害の現場検証と、過去に芹沢が起こした事件とが リンクされていく演出が素晴らしい。 「白夜行」の1話を思い出す。 プロデューサーは「白夜行」の高橋正尚。 切なさと、スリル感を織り込んで行く演出が上手い。 嵐は好きだが、大野くんはハッキリ言って部外で。。。 ![]() 今まで演技も見たことなかったのだけど、 微動だにしない無表情の演技。 出来る人だなぁ、と思った。 生田斗真くんは、元々、感情豊かな演技が上手い。 ジャニーズ2人、主演に据えて大丈夫なの ![]() と思っていたけれども、この2人、かなり良い若手俳優だと思った。 難を言えば「どうして、ここに劇団ひとり ![]() って事かしら。。。 ![]() あとは、嵐が好きなクセに、 主題歌は嵐じゃない方が良かった。。。 ![]() と思わずにいられない。。。 こういうドラマの時は、良い音楽で行きましょうよ。。。 ![]() 「白夜行」と同じように、 1話があるからこそ、その後も引き込まれ続ける と言える、素晴らしい出来の第1話だったと思う。 トラックバックは承認制です。即時反映はされません。ご了承下さい。
最終更新日
2008年07月04日 23時55分43秒
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