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カテゴリ:2008年ドラマ
あいつは、どうしても恵都に勝ちたかったんだよ。
勝つためには色々あるんだよ。 フェアプレーばかりじゃないんだ。 それを乗り越えて行かなくては一流とは言えないんだ。 子どもでもプロだったんだろ? だったら、プロらしく、堂々と乗り越えなくてはならなかったんだ。 友達1人もいないなんて、気持ち悪い人。 7年前のあの日、言葉の刃を突きつけた園田奈子がケイトの前に現れた。 覚えてません。 止めて下さい。止めて。 いきなりマイクを向けられて、ケイトは逃げ出した。 わざわざフリースクールまで来たり、 奈子は恵都の動向を何故か気にしている。 フリースクールなんて、弱虫の集まりだよ。 庇い合って生きてて気持ちいいでしょうね。 あんたが引きこもって楽してる間に私は1人で戦ってきた。 なんで私ばっかり、こんなに苦しまなきゃなんないのよ! 何だか、追いつめられた感じの奈子。 行方をくらませて、ミュージックPV出演の仕事に穴を開けた奈子の代わりに、 恵都は仕事をしてほしい、と奈子の事務所から頼まれる。 人助けのつもりなら止めとけよ。 自分のためだと思うならやればいい。 浩一にぶっきらぼうな言い方で背中を押されて。。。 久しぶりの女優復帰。 初めての都会のひとり暮らし。 希望もあるけれども、不安もある。 友達は、小さな鉢植え一つ。 カーテンを閉めて、部屋に籠もる。 鉢植えに話しかける。 また、ヒザを抱えて座り込む。 光を見たい。 カーテンを開ける。 明るすぎる日差しが部屋に差し込んでくる。 太陽に手を伸ばして光に触れてみる。 涙が一筋、自分の目からこぼれる。。。 曲に乗った、わずか3分間の演技。 恵都の演技は、見ている人たちの感動を呼んだ。 それでも、女優復帰する気はない。 ここが無くなったら、私、生きていけないよ。 スクール長は言う。 それじゃ困るんだよなぁ。 ここは、いずれ出ていく場所。 いずれ巣立って、自分の居場所を見つけてもらわないと。 浩一の家に訪ねて行って、ご飯を作ろうとした恵都は 米さえ洗えなかった。 あたし足手まといだよね。 そういう事、もう言うの止めろよ。 ダメじゃないって、私を励まして、 って言ってるように聞こえる。 オレもさ、ずっとあんたの側に着いてるわけにはいかない。 街の大きなスクリーンに、 自分が出ているPVが映っている。 解ってる。浩一の言いたい事。 立ち止まるな、甘えるな、1人で耐え抜け。 PVに映る、演技する自分。 でも、今の私にあるんだろうか。 それだけの覚悟が。 それだけの力が 恵都の演技には感動した。 涙のシーンでは、こっちまで涙が出そうになった。 迷っているのは、抜け出せないのは、 不安で一杯なのは。。。 まさに、今の恵都だから。。。 あと少し、あと一歩で抜け出せそうな恵都。 自分が闇を彷徨っていた7年間、 光の中にいると思っていた奈子は、 やはり別の闇の中を迷い歩いていたらしい。 同じ闇に恵都を落としたい、と 思っているように見えるけど。。。 少女たちに見える光は、まだ遙か遠くにあるらしい。 ところで。。。 マーサって悪役な人なの?) 何か、奈子の家来みたいに動いてるけど~。。。 トラックバックは承認制です。即時反映はされません。ご了承下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月19日 00時51分21秒
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