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見取り八段・実0段

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2008年11月05日
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カテゴリ:映画(外国語)
あっちでもこっちでも映画評を書いても仕方ないので、
こっちでは、そんなに難しくない歴史の話を書こうかな。

と思った。

興味のある方はどうぞ。

(以下は映画のストーリーではありません)



世界史は好きで、本も随分読んだけれども、
中でも好きなのは中世。

なんせ、衣装は華やか。
建築や美術品は、パートナーを得て湧きだし、
舞踏会のために華やかな音楽が次々と生まれる。

しかし、その華やかさとは裏腹に
権力闘争も華麗に渦巻いていた時代。


ヘンリー8世は、イギリス史上
私が最も嫌いな国王だ。

今とは全く倫理観の違う時代。
身分の高い人が次々と愛 人を作り、
子供を産ませては捨てていったのは
日本も同じ。

一夫一妻のケジメがないから
それはある程度仕方ない。

しかし、このヘンリー8世は
愛 人ではなく、妻を。。。
つまり正妻である王妃を次々と変えた。

しかも、チェンジする際、元王妃に
ありもしない罪をなすりつけ、幽閉したり
処刑してしまうのだから恐ろしい。


そして、カトリックでは離婚が許されないから
と言って新宗教まで作ってしまったのだから
ビックリな人である!

新しい女を得るための、この執着心の凄さ。。。



ヘンリー8世は6回結婚している。


1代目王妃 キャサリン・オブ・アラゴン

 元々は兄アーサーの妃だったが、兄の死後
 喪中にも関わらず婚姻。
 アン・ブーリンに夢中になったため
 「男児が産まれない」事を理由に離婚され幽閉される。
 娘は後のメアリ1世。

2代目王妃 アン・ブーリン
 
 キャサリン・オブ・アラゴンの侍女だった。
 姦 通罪を被せられて離婚後処刑される。
 娘は後のエリザベス1世。

3代目王妃 ジェーン・シーモア

 アン・ブーリンの侍女だった。
 王子を出産するが産後の肥立ちが悪く死亡。
 「アン・ブーリンに呪い殺された」と噂が立った。
 息子は後のエドワード6世。

4代目王妃 アン・オブ・グレーヴズ

 結婚後僅か半年で離婚。
 理由は肖像画よりもブスだったから。ひどい雫
 肖像画を描かせた家来は処刑された。

5代目王妃 キャサリン・ハワード

 アン・ブーリンの従妹。
 従姉と同じく、姦 通罪で離婚後死刑。
 ハンプトン宮殿には今でも無実を訴える
 キャサリンの霊が出ると言われている。

6代目王妃 キャサリン・パー

 最後の王妃。王とは死別した。





アン・ブーリンメアリー・ブーリンは、
ヘンリー8世の王妃、キャサリン・オブ・アラゴン
侍女であったが、一族のために王の目に止まるように
仕組まれていく。

まず、王の目に止まったのは金髪で豊満な美女である
妹、メアリーの方だったが、彼女はこの時、夫のある身だった。

王の愛 人として、寵愛を受けたメアリーは、
大望の男児を出産するが、その頃、王の興味は
姉である黒髪のアン・ブーリンの方へ移っていく。

アン・ブーリンは権力欲の強い女だったらしく、
愛人の身である事を良しとしなかった。

敬虔なカトリック信者であったヘンリー8世は、
どうしても、アン・ブーリンを正妃として迎えたかったが、
ローマ教皇がキャサリン・オブ・アラゴンとの離婚に
対してウンとは言わない。

そこで、国王はキャサリンが男児を産めない身である事を
理由に離婚。修道院に幽閉してしまう
雫

当然、カトリック教徒のままでは離婚も再婚も
許されないので、仕方なく自らが長となって
イギリス国教会を作ってしまった



こうして王妃の座に無理矢理納まったアンだったが、
女児を1人出産したのみで、男児を産む事が
出来なかった。

王の寵愛は、新しい愛人ジェーン・シーモアへと
移っていった。

やがて、アンは不義密通、近親相 姦の罪で離婚。
アンは断首刑となったのである。

アンは兄弟を含む5人もの男と密 通した事に
なっているが、その真偽は定かではない。


自らが王妃に治まるために離婚ができる
新宗教を押し立てさせたアンだったが、
自分自身がその宗教のために王妃の座を
追われる事となった。



しかし、アンは何も残さなかったわけではない。

アンが産んだ女児が、その後エリザベス一世として
イングランドに君臨する事になるからである。

エリザベス一世の時代、イングランドは大きく繁栄し
黄金時代を迎える。


アンの欲した地位と権力は、その娘によって達成されたのである。



さて。。。


「ブーリン家の姉妹」は、このヘンリー8世の
2番目の王妃アン・ブーリンとその妹、一族の
繁栄と没落を描いた映画だ。

映画のストーリーは、上に書いた話とは、ちょっと違う。



この時代が映像になっているだけでも
ウキウキする。。。

加えて、キャストはナタリー・ポートマン
スカーレット・ヨハンソンと言うハリウッド
2大若手女優。

美しかったですよ~。。。


加えて、なんと、ヘンリー8世が
私が好きなエリック・バナピンクハート

大嫌いなヘンリー8世を大好きなエリック・バナが
演じると言うのは複雑な気分ではありましたが。。。雫

エリックが演じてくれたせいで、
あまり嫌悪感なかったです。

それなりに心のある王に描いてくれてあったし。


思ったんだけど、私がヘンリー8世嫌いなのは
肖像画のせいもあると思うの。


教科書や本に載っているヘンリー8世は

こんなおじさん。。。



   henry

これが女を取っ替え引っ替えしてたなんて許せん




しかし、映画のヘンリー8世は


   erik


である。

これなら、女の方が取っ替え引っ替え寄ってきても
不思議はないでしょきらきら



映画の感想は下向き矢印へ。



評価は星4.8/5.0
                 (好みを含む評価ですから。。。)

             


詳しいレビューとトラックバックはこちら右矢印「映画@見取り八段 ブーリン家の姉妹」

映画感想ブログを別に作ってます。

まだ記事が少ないんですが、少しずつ以前の記事も
移していきますので。

っつーことで、楽天では映画記事は簡単な感想と評価のみで、
感想は姉妹ブログ「映画@見取り八段」にUPさせていただきます。
よろしくお願い致します~さくら




ブーリン家の姉妹@映画生活


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最終更新日  2008年11月08日 21時48分31秒
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