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見取り八段・実0段

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2010年04月27日
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カテゴリ:2010年ドラマ
カッコええな。ランドセル。
薫も早く小学生になりたいな。



島に来ていくつかの季節が過ぎ、薫は島の言葉を話し、
すっかり島の子になっていた。



貴女の成長を見る度に、お母さんは胸が痛んだ。

お母さんは貴女を小学生にしてあげられるだろうか。
側にいてあげられるだろうか。



薫の成長は親として嬉しい。
でも、その分、いつまで一緒にいられるだろうかと思う。

小学生になる薫。

その姿を自分は決して見ることはできないだろう。


貴女のいる道と居ない道。
どちらかを選べと言われたら、お母さんは躊躇なく
貴女の居る道を選ぶでしょう。

例え、その道が行き止まりだとしても。




文治は相変わらず親子に優しく気を使ってくれていた。


文治さん。私に関わっても、この先良いことないですよ。
私の人生には、この先良い事なんてないんです。
解ってるんです。



やんわりと文治を拒絶する希和子。

しかし、文治は親子の側につかず離れず見守っているようだった。


久美が島に戻ってきた。

喜ぶおかみ。

しかし、親子の関係は相変わらず複雑だった。

以前、息子を連れて島に逃げ帰ってきたとき、母は自分たちを追い返した。
あの時、匿ってくれていれば、今頃息子は自分の側にいたのかも知れない。

久美は、今だに蟠りを持っていた。


全国紙の新聞に、希和子と薫の祭りの写真が大写しで掲載されていた。


顔がこわばる希和子の様子を見る文治。


希和子は、その日、島を出ようと支度をした。
しかし、薫は泣き叫んだ。


薫はここがいい!何処にも行かない!


その時、希和子は観念した。


薫。薫はここにいたいんだね。
じゃあ、ここにいよう。ずっと、ここにいよう。


薫を抱きしめる希和子。


それは、もう逃げずにその日を待つと決めた日。


久美は島を去っていった。

自分が居なくなって希和子と薫まで居なくなったら
お母さんが悲しむから、もう少しだけ島に居てあげてほしい。

それが久美の希望だった。

久美は希和子が別れた亭主に追われているのだと思いこんでいた。


希和子は曖昧に頷いた。


これが別れの始まりであることを心の何処かで私は知っていました。


それでも、大丈夫。まだ大丈夫。
と自分に言い聞かせる。


薫と過ごす日々を今は大切にしたかった。


貴女の幸せがいつまでも続きますように。

貴女の目の前から私が消えて、この時間の記憶が薄れても
ずっとずっと貴女が幸せでありますように。


何度別れを繰り返せば神様は私を許してくれるんだろう。



恐れていた日は突然やってきた。


フェリーで逃げろと言うおかみと文治の気持ちを汲んで、
希和子は薫を連れて港へ急いだ。


そして

2人は港で引き離されたのだった。


泣き叫ぶ薫を見ながら、希和子も叫んだ。



その子は・・・・・・・




 hana1 hana1



恐れていた日はついにやってきた。

薫はその時、引き離される寸前までその人の手の温もりを覚えていた。

しかし、その人が何を叫んでいたのか、ちっとも覚えていないのだった。


そして、薫は涙の枯れた子供になった。



この日が来る事は解っていながらも、引き離される場面に
とにかく呆然としてしまった。

あんな引き離し方、あっていいんだろうか。
子供はこの女を母だと信じて生きてきたのに。


ずっとずっと幸せでいて欲しい。

と願う希和子だったけれども、幸せでいられるわけがない、とは
思わなかっただろうか。


実の親の方は全く描写がないので、どういう気持ちで
5年もの日々を過ごしてきたのか全く伝わらない。


しかし、大人の都合で出生を呪われ、大人の都合で攫われて、
親と信じた人と引き離されたこの子供は、ちっとも幸せになど育っていない。


希和子の独白は、ポエムのようで、見ている方の心に染みいる。
この2人にずっと一緒に居させてあげたいと、つい願ってしまう。

でも、見方を変えれば、誘拐犯の勝手な思いこみとファンタジーとも言える。


普通に育っていれば、この子供も当たり前の幸せの中で
当たり前の幸せを見いだして生きていたかも知れないのに。


深く考えれば、希和子にも産みの親にも
同情出来ないこのストーリー。。。


一番の犠牲者は、この子供なのだから。



一匹くらい8日間生きる蝉もいるかもね。

と言う希和子に


1人で生き残るなんて寂しい。


と言う薫。


母と引き離されたこの日、薫は八日目の蝉になってしまった。



大人達に、その心を癒すことは出来るのか。


答えは最終回。




キャスト

野々宮希和子・・・檀れい

秋山恵津子・・・板谷由夏
秋山丈博・・・津田寛治

秋山恵理菜(薫)・・・北乃きい
岸田・・・岡田浩暉

仁川康枝・・・京野ことみ
沢田久美・・・坂井真紀

高石敬子(サライ)・・・高畑淳子
長谷川ナオミ・エンジェル・・・藤田弓子
篠原文治・・・岸谷五朗
大出喜美・・・左時枝
沢田昌江・・・吉行和子 





   八日目の蝉



※体調不良から回復しつつありますが、トラバやコメントの
お返しがとても出来きれない状態です~雫

まっこと申し訳ないです。。。が、その辺は明日以降徐々にと
言うことで、気長にお待ち下さいませ~。








最終更新日  2010年04月28日 00時02分35秒
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