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カテゴリ:2010年ドラマ
簡単に。。。。。
書けないんですよね。これが ![]() 前回も簡単に書こうと思ってたんだけど、このドラマはどうも 簡単に書くのが難しくて。。。 で、「5LDK」とか「アメトーク」とか見てゲラゲラしてる内に 書けなくなって、結局書けずに終わってしまった ![]() 男の脳は何か結論づけられる事しか言わない。 男の言葉に本当なんてないわ。 と言う悠里は、もう20年話す所を見ていないと言う運転手の保坂を信頼している。 でも、保坂が喋らないのには無口だと言う以外の理由があったんですね。 子供の頃、悠里の家は強盗に襲われた。 機転を利かせたお手伝いさんが悠里をベッドの下に隠した。 お手伝いさんはその時殺された。 その人は新婚だった。 そして、彼女の夫が保坂だったのでした。 自分を守って自分の目の前で殺されたお手伝いさんの事は悠里の大きなトラウマ。 刑務所にファミリーで慰問に行くと言う話を蓮見に伏せて決行した悠里だったけれども、 そこには慰問以外の狙いがあった。 悠里は、受刑者たちにひと言言ってやりたかった。 人は産まれた時に天から貰ったハープの弦を持っている。 その弦を自分でどんどん切ってしまう人間がいる。 盗み、犯し、人を傷つけ、そして殺す。 犯罪者は反省も更正もしない。 ハープの弦は何度も生え替わったりしない。 あなた達はケダモノ! これには賛否両論あるでしょうが。。。 私は身近な所に反省も更正もしない人を知っているので、 感じ入って見てしまいました。 反省は上辺だけの芝居で 彼らには心が無く 何度でも同じ事と同じ芝居を繰り返す。 これを「赤ちゃんが持つハープの弦」と表現するこの脚本家に、 だから私は惚れてしまうんだなぁ。。。 さて、悠里は宇津木洋介の要望通りDNA鑑定を行い、 99%親子関係は無い、と言う判定書を彼に見せました。 でも、悠里の心のざわつきは収まらない。 その鑑定書は、父が仕組んだ偽物だった。 宇津木洋介は、精一杯、晶を応援すると約束して悠里と別れます。 決して財産目当てでも名声目当てでもなく、ただ自分の出生が 早乙女修一と言うスーパースターの息子だと言う証明が欲しかった洋介。 悠里は知らなかったワケですが、結果として洋介を騙してしまった事が この先、きっとまた悠里の重荷になっていくんでしょうね。 思っていたとおり、どんどん重くなっていくドラマです。 次回の予告のこととか考えると。。。本当に重い。。。 だから、ほんのちょっとの救いのシーンが沁みるんですね。 エンディングの入り方が、また秀逸。 帰りの車の中で、保坂が久し振りに声を出します。 明日は・・・明日は晴れるそうです ここで、悠里の囁くような「そう」の間に入るエンディングのイントロが 物悲しく清々しく心に残るのです。 ドラマの音楽って、こういう風に使うべきなんだよね。 その余韻が残る演出に感動する。 このドラマで初めて見るような若手の役者さんが多いのですが、 みんな演技が凄く良く見える。 今期、何だかみんなの演技が下手に見えるドラマもあるっていうのにね ![]() 演出は大事だね。。。すごく。 キャスト 早乙女悠里 - 天海祐希 新倉リカ - 長澤まさみ 早乙女洸 - 松坂桃李 早乙女廉 - 矢野聖人 早乙女晶 - 武井咲 早乙女朋 - 大江駿輔 早乙女修一 - 水上剣星 宇津木洋介 - 綾野剛 明石辰也 - 寺島進 丹波聖子 - エド・はるみ 丹波勝 - 水野真典 保坂次郎 - 志賀廣太郎 相馬幸恵 - 賀来千香子 蓮見丈治 - 反町隆史 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年08月13日 00時04分49秒
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