15、子連れでスイス・アルプス三大名峰(2)★ツェルマットの街角で★ゴルナーグラートから列車で下山した後、テラスが広いレストランで遅めのランチ。ツェルマットのメインストリート~といってもはやりガソリン車は入れない徹底ぶりなのですが~ という バーンホフ通りをプラプラして、前日に通りがかって広~いテラス席が気に入ったイタリアンのお店に入ってみました。 奥は唯一の日本料理店「妙高」が・・・敷居が高そうな感じ。 ちなみにツェルマットと妙高高原は姉妹都市だそうです 「Ristorante Seilerhaus Molino」料理が来るまでに時間がかかりました。スイスのレストランはオーダーしてから食事が出てくるまでが長いと聞いてましたので驚きませんが、ここはそれでもまぁ早い方なのだそうです。「あと数分で来るからね」と優しい店員。 しかもメニューは基本ドイツ語。英語表記が無く スティッチがミートソースが食べたいというのに「ボロネーゼ」ではなく 間違って「ポモドーロ」をオーダーしてしまい、、、あれ?プチトマトしか入ってないね、とスティッチと目を合わせたものの 一口食べて二人同時に「美味し~~ぃぃ!!」 欧州の茹で加減は柔らかめ、と聞いていたのでこのアルデンテ具合とソースの美味しさに、降参。よく読んだらガイドブックに載ってました。後ほど訪れたジュネーブの町にもあったけど、人気のチェーン店みたいです 午後 ツェルマット駅の近くにある公園へ。テニスコートがあったり、地元の子供達かな?たくさん来ていました。木製の遊具達はとても優しい印象で、子供達も大らかに伸び伸び育つんだろうなぁと思いました。なんといっても、名峰ツェルマットを眺められる公園て、なんて贅沢なんだろう。。。 ミニマッターホルンがかわいかった!他の公園もそうだけど、山のモチーフの遊具で、さながら未来のアルピニスト養成の場? ホテルの近くのミニ公園もはしご。ハイキング帰りの妹と会ってホテルに戻りました。ホテルにもブランコに、トランポリンがあってしっかり遊びました。 こんな、普通の観光とは違った遊び方も子連れならではかと思いました。。。 古い建物が立ち並ぶ一角で 馬車でホテルの荷物やバゲージを運んでいます 自然がいっぱいの環境 クライミングが出来るミニマッターホルン 後ろに名峰を望む 午後のマッターホルン、まるで頂上から煙が出ているかのよう 山は雲を呼び、雲を作るのだそうです。山の天気が変わりやすいのは雲が呼ばれるためだということですが、雲一つ無いのは本当に運が良かったんだと実感します 宿泊ホテル クリスチャニア ホテルズ&スパ (Christiania Hotels & Spa) ★★★★☆ 外装内装ともにとてもかわいらしい。テラスからのマッターホルンの長めは絶景 ★6日目・レマン湖畔モントルー・シヨン城と、世界遺産のワイン畑★ 電車に乗ってテーシュ駅で降り、モントルー(Montreux)へ。ここは三日月型が美しい「レマン湖」のほとり。湖の約6割ほどがスイス、4割がフランスに囲まれています。 湖に浮かんでいるかのような小さな古城「シヨン城 Chateau De Chillon」に入場。まるでおとぎ話の世界。 ランチは、モントルーにある湖畔沿いのウォーターフロント・テラスで頂きました。さすがフランス語圏、パンの味が、バターがしっかり効いててフランスっぽかった(今まではドイツ語圏のためちょっと違いました) そして ラヴォー地区のブドウ畑へ。世界文化遺産に指定されているほどの美しさを誇ります。小さな家族経営ワイナリーが点在しているそうですが、私たちの訪れたワイナリーは「ドメーヌ・デュ・ダレー Domaine du Daley 」 白・赤・ロゼと試飲させて頂きました、、、さすがグランクリュ。爽やかな酸味がなかなか美味。。。赤はボージョレーのような軽やかさ。景色と試飲ばかり堪能しちゃって結局買いませんでしたけど(ビンものを持ち帰るのを躊躇) 気温は25度前後、あちこち動くと汗ばむ感じです ここのクルーズもきっと素晴らしいだろうな~ 窓からは美しいレマン湖が お城の中、というより牢獄みたいな印象 事実そういう部屋もあり、要塞の役割も果たしていたそうで納得です スティッチもお城探検に興味津々 シンデレラ城とは訳が違います この眺めが世界遺産(撮り方が上手ではありませんが素晴らしかったです) ワインテイスティング講座全6回コース、なーんていうのに独身時代通ってみたことがありましたが、、、見についてません・苦笑 景観があまりにも美しすぎて ウンチクを語る必要無し 大きな葡萄酒樽、初めて見ました! ワイン用のぶどうは熟れてても皮がかなり強固 ★7日目・ジュネーブに到着~フィレドペルシェ~★ 美しいほとりの街ヴヴェイやローザンヌを過ぎ レマン湖畔沿いをドライブすること1時間、ジュネーブの街に入って来ました。今までの「のんびりとした田園風景や湖畔の優雅なリゾート」から、賑やかな「都市」にやって来た印象です。 それでも、レマン湖は側にある「湖水エリア」で、憩いの場として 来る人々住む人々を和ませてくれているのですが・・・水のある風景って大好き コルナヴァン駅からすぐの場所にあるホテルロイヤルマノテル(Hotel Royal Manotel Geneva)にチェックイン。 このコルナヴァン駅 (Gare de Genève-Cornavin)は、1日当たり約40000人の旅客数があるそうで、スイスの国鉄だけではなく、テジェヴェ(TGV)なども通っていました。フランスが近いんだなぁ~、これに乗ったらパリに行けるんだなぁと思うだけでも気持ちが良い。。。 旧市街の中にあるビストロでディナー。代表的なスイス料理の一つである「フィレ・ドゥ・ペルシュ(Filet de Perche)を頂きました。 スイス政府観光局オフィシャルサイトによれば、 ヌーシャテル湖やレマン湖など、主にフランス語圏の湖でとれる小さな魚ペルシュPerche(英語:パーチ)のフィレを使いムニエルかフライで食べる料理。付け合わせはゆでたポテトやフレンチポテトとレモンがポピュラー。淡白な白身魚で、比較的あっさりとしているので日本人にも食べやすく人気があります。 ヒラメのような肉感で、小骨も全くといっていいほど無く、美味しかった! バターたっぷりのムニエルは、たっぷりレモンをかけ、邪道ではありますが、持参した「マイ醤油」をこっそりかけるとさらに味が引き締まって美味しくなりました・・・ 有名なビストロだそうで、私達が店を後にする頃には店内もテラスもたくさんのお客で賑わっていました。 壁には現役時代?のビル・クリントン夫妻が訪れた時の写真が・・・ 滞在中にお世話になったスーパーcoop お値段もお手頃で、お土産調達の強い味方 淡水魚=泥気があって臭い、のイメージが払拭 テラスでは陽気な生演奏 美術館?劇場?前と、レマン湖といえばここ「ジェドーの大噴水」 ★8日目・フランス~モンブラン&エギーユ・デュ・ミディ展望台~★ 今にも降りそう?なお天気のジュネーブを後に、スイスの国境を越えてフランスに入りました。国境といっても検問所みたいなところで車はちょこっと停まっただけですぐに通過。 モンブラン(Mont Blanc=白い山)は、ヨーロッパ最高峰、標高 4807mだそうです。鋭角なマッターホルンに比べると女性的なラインでとてもそんな標高ぽく見えません・・・ 危ぶまれた天気ですが何とか大丈夫そう、というか 朝のどんよりしたくもが嘘のように天気が良かったです。 モンブランの麓、標高1035mのシャモニーから ロープウェーを2つ乗り継いで、エギーユディミディ展望台(Aiguille du Midi・標高 3842m)まで一気に登頂します。 風が強いとのこと。ロープウェーが運行を停止しちゃわないように、とにかく早く乗り込みます。下だけ動いてて上のロープウェーは止まる、ということもよくあることなのだそう。急げ~ 2800mもの高低差を、20分程で登ることができるのですが、上のロープウェーは岩壁に沿って垂直に上がっていくので 下から見るとものすごい迫力を感じます。登っている間はなんだかゆったりと、まるでヘリが離陸した時のような・・・ 下りる時は速度が速いのでふわ~っと身体が浮いた感じがしてとってもスリリング~ まるでアトラクション!な気分満載 皆で記念写真、、、と思いましたが風が強く寒がったスティッチが愚図って断念・・・ 画像をお借りしました・・・ロープーウェー駅から展望台施設(カフェやレストランもありました)への通路がこんなことになってたんですね~! お土産屋に、カフェテラスではココアに、スティッチの小腹用にグラタンを・・・ スイスフランで支払ったら、ユーロでお釣りが来ました。 そうか、、、フランス このユーロ、翌日に妹達が訪れたイヴォワール&エヴィアンの街で使い切ることが出来たそう ★フランス・シャモニーでキッズミール★ シャモニーChamonixの街でランチ。レストラン「Atmosphere」窓側を案内されなかったので、こんな素敵な川の風景が望めるなんて知らなかった・・・(悔)どなたかが書いてました~川のせせらぎがBGM~だなんて! 看板にミシュランガイド2012のサインが・・・ 日本語がペラペラな店員さんいわく「今年のガイドに載るよ~」だそうで、、、★はいかに!? そしてメニューは、たっぷりのサラダに、スモーク乾肉達&チーズ・ポテト・甘~ぁい玉ねぎ(何てメニューだったっけな) かなり美味しかったです。ハムはあまり好きじゃないのですが スティッチは、、、キッズミールがどーうしても食べたい、というので、仕方無く マクドナルドに連れて行きました。物価の高いスイスは、ハワイでは4ドル弱のハッピーミールがなんと7フラン(6ドル強)。ちなみに大人のセットは安くても10ドルを越えてました。買ってませんが物価を比較するには良い対象 でもここはフランス。同じく4~5ユーロほどでした。中身も同じく、4ピースチキンナゲットにアップルディッパー(りんごスライス)、ポテトにジュースに、おもちゃ。気になるトイですが、映画「ICE AGE4」のフィギュアでした。 そして、さすがフランス。同じ物を売っていても、店内がお洒落~ テラスもあってなかなか良い雰囲気でした。 麗しき名峰はシャモニーの街からも美しく望めました Restaurant L'Atmosphère 画像をお借りしましたが、このような外観でした・・・ ファーストフード店とは思えない雰囲気 ポテトは同行の皆様とシェア ★8日目・子どもと遊ぶジュネーブの街★ 最後の都市ジュネーブの街散策。シャモニ~&モンブランの後、国連の事務局や、バラ庭園、旧市街を見て回りました。古き良き街並みはやはりここも「ガソリン車禁止」なので徒歩で。 徹底しています。 翌日は フライトが夜9時半。コアントラン国際空港まで15分なので、丸1日自由。観光は入れずに、お疲れのスティッチを朝寝坊させてあげました。スティッチと二人、ホテルのチェックアウトはゆったりと11時過ぎに済ませて、ホテルの真ん前から出ているトラムを乗り継いで、花時計前で降車、レマン湖畔沿いの公園に来てみました。 トラムですが、ホテル宿泊者に市内の1日乗車券が貰えます。検札は?と思っていると 聞かれた時だけ提示すればよいと教えてくれました・・・4路線に乗りましたが一度だけでした。無銭乗車は発覚すると罰金だそうです。 夏祭り?これから? 一昨日の夜に大きな観覧車が動いているのを見ましたが、残念ながら週末だというのに昼間は動いてませんでした。夜9時半過ぎにようやく陽が落ちるので、1日が長~いのです ミニトレインに乗って湖畔を観光。そういえば、2002年の欧州では、ニースで独乗・・・今こうして娘と一緒にいられることが嬉しく、感謝です。(気難しいのが玉に瑕ですけど 笑) 街一番の繁華街へ。途中、裏通りでかわいらしいメリーゴーランドを発見。地元の子らしいファミリーが来ていました。1回3フラン。 食事は、行ってみたかったデパート「Globus」のフードコート。インテリアが統一されて、モールにあるそれとは大違い。来ているお客様達もセンスの良い人達が多かった気がします。とーーーっても混んでましたが メリーゴーランド、裏通りにひょこっと、涼しい顔して(笑)ありました。手前はカフェテラスで、ほんと、普通~に。 スイスのおもちゃ屋さんもチェック 「FRANZ CARL WEBER」スイス最大の大手老舗玩具チェーンだそう 地元の子が持つバックパックかな? 少しハードな印象ですが意外と軽かったです 本場のSIGG 豊富なデザインがありました 両方とも「使わないよ」と却下されましたが どうやって身体を支えているんだろう? コインを入れましたが一芸も返答も無し 大道芸人が何人もいました ★怖い体験 in ジュネーブ★ スイスは治安の良い国だ、とは聞いていましたがやはり陸続きであるし、いくつか怖い場面に出くわしました。 まずはジュネーブのレストランに徒歩で向かう途中、前で叫び声が。日本人の男性を狙ったスリのようでした。一人がケータイを落とし、もう一人が財布を抜き取る作戦。 同行の男性がとても大きな声を上げ阻止したので 幸い被害は「未遂」に終わりました、、、元警察官だったとのことで とっさの対処が落ち着いていたので何とかなりましたが、子連れの私達だったらと思うとゾッとしました。 私達とすれ違いざま「わっ」と脅かしながら足早に走って行く様に恐怖感を覚えました。心臓がバクバク・・・ニアミスです 翌日の午後、やはりジュネーブで お土産買いのラストスパートをかけに、ホテルから徒歩10分程度の場所にあるデパート「MANOR」へ。 ここ、ランチを食べに入った高級百貨店「Globus」に比べると、お土産が充実していて 商品群も手頃 かなり混雑してました。 スイス最大の百貨店チェーンだそうですが、、、盗人天国? まずは、お店に入ろうとしたら、必死に逃げてった男性、そしてそれを追いかけるように上下黒服の厳ちぃ店員たちが必死で走って行きました。 その後、入口の防犯ブザーに反応した客と店員が揉み合い、という現場に2回ほど出くわして・・・恐 大きな声上げてて怖かった 幸い、自分たちに何事も無かったのでラッキーでしたが、夏は特に、世界中からバカンスに訪れるそうで、盗っ人も「カキイレドキ」なんでしょうね・・・ 都市部に来たら、くれぐれも手荷物や貴重品には要注意、とは言われていたものの、ツェルマットやウェンゲンなどの高原の街があまりにものどかで平和だったので そのギャップにも驚いた感じです。 「MANOR」マノールと読むらしい 画像では分からないですがチョコレート売場はかなり混雑してました 本場リンツなど、買って来ようかと思いましたが、日本の夏の暑さで溶けちゃうそうでオススメじゃないらしい・・・ 自分達が食べる分だけ少し。 「エーデルワイス」というレストランで、フォークロアディナー。 たくさんの団体客で賑わっていました。 この直前にスリ未遂事件がありましたが、外はまだ明るかったです 至る所に湧き水が・・・飲めます 結構美味しい ★スイスのお土産★ スイスのお土産といえば チョコレート、チーズ、アーミーナイフ、高級腕時計、etc 特にジュネーブの街には、ロレックス、フランク・ミューラー、パテック・フィリップ、何とかコンスタンチン?、PIAGETだったか?など高級ブランドを扱う店が軒を並べてました。ご縁が無いからよく知らない・・・ ドイツでは、ゾーリンゲンやヘンケルスのナイフや包丁やはさみなどを買いましたが、そういえば、見かけなかったか 買い物をする時間がほとんど持てなかったので見なかっただけかも? 水、とくにガス入りはたくさんの種類がありましたがかさばるので飲み比べで楽しみ・・・ むか~しフランスに行った時に良かった 化粧水の同じブランドがあったので買ったり ちょこちょこと民芸品なども 欲しかった「WELEDAのスキンフード」買ってみました。昨年すでに日本上陸を果たしていますし、お値段もびっくりするほどの違いはありませんが、、、 1926年の発売以来、ヨーロッパの家庭で受け継がれてきたクリーム「Skin Food」 世界中で数々の賞に輝き、多くのセレブ達もご愛用なんだというけれど、、、 濃厚~で、結構香りも強い。薬草のようなハーブエキスが入ってます。。。 ヒノキみたいな樹液っぽい匂いも・・・? 開けてみて第一印象は「これ、本当に顔に塗って大丈夫?」>>>苦笑 妹がオプションで訪れた花の街イヴォワール フランスで最も美しい村の一つに認定され大人気になったそう この後、エビアンの源泉から、ミネラルウォーターを組んで来てくれました なんと無料です!!最高のお土産。 ツェルマットの街の薬局 スイスっぽくなんとなく高級感 どこのファーマシーに行ってもWELEDAはたくさん種類があって迷いました 楽天で最安値、1,449円だった「スキンフード」 お値段は現地でも12フランちょい(1,100円程度) 旦那へはやっぱりアーミーナイフ |