イオラニ宮殿・ツアー再開
新型コロナウイルスの影響で閉館となっていたイオラニ・パレスが6月19日より再開、母娘で行って来ました。リオープンに先駆けてラジオやテレビのニュース番組で、休業中にも膨大な維持費が発生し、財政難に陥っているので地元の方に寄付や来訪で是非協力してほしい、と聞いて早速予約を申し込んでみた。金曜と土曜日、セルフガイドツアーのみ受付ていましたが、状況次第で徐々に増やしていくそうです。当日、車で宮殿の後ろにあるに駐車場に到着。パーキングメーターがありましたが、スタッフの方がこの日(土曜でした)は無料なので料金は不要、とのことでした。受付は、Barrack(バラック)と呼ばれるレンガ作りの建物で、まず体温を測り、問診で症状がないか等チェック。この日はチケットはなく、入場時間が書かれたステッカーを貰いました。胸元につけて宮殿後ろのツアー入口へ。ここでモニター画面の付いたセルフオーディオガイド機器を借りました。まるで昔の携帯電話を長くしたようなフォルム。受話器で電話するように聞きます。要所要所でピン!となったら画面に注目、色々映し出されます。入場前に 床の劣化や汚れを防ぐシューズカバーを履き、注意事項の説明後、ツアー開始。人数は 15分ごとに約5人ずつ、という制限でした。宮殿内も、ソーシャルディスタンスを保つために、床に貼られた矢印に従って順路を進み、別のグループとは意識して距離を取り、階段は左側通行で手すりにつかまって昇り降りするよう指示を受けました。手の消毒ができる場所が各所に設置され、消毒液を持ったスタッフがこまめに拭き掃除をし、ドーセントと呼ばれる案内係が部屋にいて細かく説明をしてくれました。若かりし明治天皇が写った写真を撮ったつもりが、無かった・・・毎回撮ったつもりが消えるそしてまた、今回も過去2回と同じく、リリウオカラニ王女が幽閉されたキルトの部屋で 条件反射的に涙が溢れ出ました。霊感などは全く無い私ですが、神聖な雰囲気に、精神が研ぎ澄まされる”気”が漂う。キングカメハメハの肖像画に強い魂を感じました。気は確か?って自問自答。目が動いた気がする、って言ったら娘「めまい?水分取らなきゃ」って(笑) イオラニ宮殿正面と、十字架の建物バラックお手洗いもバラック内にありました 待合テラスも間隔を開けて セルフオーディオ機器と蜜を避けるためのステッカー 待っている間に回った地下ギャラリーと宮殿内の階段 フラッシュ撮影は不可。逆光もあって暗く見えるけれどとても明るい金色wの椅子の上には楽譜が有名なハワイアンソング「アロハ・オエ」もここで生まれた「幽閉の間」には世にも美しく切ないキルト。どんな思いで縫っていたのかと(泣) 帰りに寄ったカメハメハ像とパーキングにいた親子ちっちゃいひよこちゃんが可愛いThe ʻIolani Palace364 S King St, Honolulu, HI 968132020年6月現在は、毎週金曜&土曜のみ受付予約とマスクが必須kamaainaハワイ在住者 午前9:00~午後2:00まで13歳以上 $11.95 5~12歳 $4.954歳以下 無料日刊サンも「イオラニ・パレスを助けよう」と呼びかけていました。同紙ウェブによると「ネイティブ・ハワイアン・アドバンスメント評議会(CNHA)」という団体が立ち上がり、寄付を募り、続々と集まっているのだそうです「Kokua Iolani Palace」のページにジャンプ★予約に関して追記15分ごとのタイムスロットで、私達が申し込んだ時は既に残席1ずつ或いは空き枠が無しになっていたので、1:00と1:15のように続き時間で1席ずつ予約。それでも親子だと言うと臨機応変に対応してくれ 一緒に入る事が出来ました。もう我が家は跳ねっ返りのティーン大きい子なので 結局は別々っぽかったけど(苦笑)