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2010年04月01日
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カテゴリ:西国三十三所巡り
 
きょうは「西国三十三所」の「第三十二番札所」になっている近江八幡市(安土町)の「観音正寺」を参拝して来ました。
 
この寺はいわゆる“難所”と言われているうちの1つです。
ただ、表ルートからでなくていいのなら、JR「能登川」駅から山の麓まではバスが出ているし、また、車を使えば山頂近くまで有料道路で行けるので、かつてほどは大変ではなくなっています。
でも、‘へそ曲がり’な私は、JR「安土」駅から「表参道」を通って歩いて行きました。
 
まず、JR「安土」駅が北側にしか改札がないので、そちらに出て、駅前のそば屋で食事をしました。
 
駅の横の地下通路を通って、南側に渡り、そこから南東に伸びる車道を15分ほど歩いたところにある「ローソン」でおにぎりを買い、その先の道を斜め左に曲がりました。
新幹線が何度も通り過ぎていく殺風景な道路をひたすら歩いて行くと、やがて左手の山の中腹に寺らしきものが見えてきます。
 
 
観音正寺(1)_2010_4_1
 
 
橋を渡らずに、少し遠くの右手に新幹線の線路を見ながら、しばらく川沿いに進みます。
そして、そのまま曲がらずに(「ローソン」から)35分歩くと、石灯篭の前に着きます。
私はこれに気づかずに直進してしまい、様子がおかしいと思ったので、通りかかった地元の人に聞いたら、「行きすぎてますよ」と言われて引き返しました。(^-^;)
・・・10分近いロス。。。
この石灯篭のある小さい四つ辻を左に曲がります。
 
 
観音正寺(2)_2010_4_1
 
 
すぐに竹林になり、右手に「日吉神社」を見ながら進むと、石段が見えてきます。
(石灯篭からここまで約10分)
 
 
観音正寺(3)_2010_4_1
 
 
ここからはほぼずっと石段だけです。
これを“難所”というようですが、普通の山道です。
休まずに登って18分で寺の境内の端に着きました。
 
この寺は「山門」がなく、代わりに「仁王像」が立っています。
 
 
観音正寺(4)_2010_4_1
 
 
観光バスは乗り入れができるようで、私が着いたときは仁王像の周りにバスが4台止まっていました。(写真は帰りに撮ったものです。)
 
 ■第三十二番札所 繖(きぬがさ)山「観音正寺」
 
 本尊:千手千眼観音菩薩
 宗派:天台宗/繖宗(さんしゅう)
 開祖:聖徳太子
 創建:推古天皇13年(605年)
 御詠歌:あなとうと 導きたまへ 観音寺 遠き国より 運ぶ歩みを

突き当たりに「本堂」が見えていて、堂宇は右側に一列に並んでいます。
左側は像など小さいものが並んでいます。
 
いちばん手前に「鐘楼」がありました。
 
 
観音正寺(5)_2010_4_1
 
 
その先に「水子堂」があります。
その奥に「護摩堂」があり、そこが「納経所」を兼ねていました。
ただ、この「納経所」も撮影禁止で、カメラを向けることはできませんでした。
 
4月と5月は結縁開帳をしていて、300円払えば、「本堂」の内陣に入れます。
私は内陣に入るつもりだったので、建物の配置から、先に「朱印」を書いてもらいました。
(「本堂」参拝が後になるケースがときどきあります。。。)
 
 
観音正寺_朱印_2010_4_1
 
 
「護摩堂」には、矜羯羅(こんがら)、制多迦(せいたか)の二童子を従えた不動明王像があり、その左側には「本堂」に安置されている本尊の「千手千眼観音座像」のミニチュアがありました。(絵で言うところの「小下絵」に相当するものだそうです。)
 
「護摩堂」の隣には「太子堂」があり、その奥に石が山積みにされているところがあります。
石のところどころには何体かの観音像が置かれています。
右端の小さいお堂の形の建物(?)の後ろには非常に小ぶりながら人魚の像もあります。(人魚については後述。)
 
 
観音正寺(10)_2010_4_1
 
 
石積みの斜面の横に「本堂」があります。
 
 
観音正寺(9)_2010_4_1
 
 
「本堂」自体には誰でも上がれます。
この寺は本尊は常時公開されている、「西国三十三所」の寺の中ではとても珍しい寺です。
ただ、普段は「内陣」には入れないし、今回も撮影は禁止でした。
おそらく「本尊」が撮影できるのは、「南法華寺(壷阪寺)」だけではないでしょうか。
 
「内陣」に入りたい旨告げて300円払うと、和紙でできた記念の散華と赤い糸を渡されて、私1人のために寺の人がついて案内してくれました。
 
本尊の「千手千眼観音座像」は平成16年(2004年)にできたばかりの新しいものです。
以前の本尊は平成5年(1993年)の火災で焼失してしまっています。
 
新しい本尊は高さが6.3メートルある立派なもので、白檀の木で作られているため、まだごくわずかに特有の香りがしました。
 
本尊の後ろには、軸装の「千手観音像」や「三十三所観音曼荼羅」の図があり、また、本尊の体内秘仏の「千手千眼観音立像」が展示されていました。
さらに、このて寺の「縁起絵巻」の一部分と、縁起にあるミイラの写真もありました。
この寺は「前世で殺生をしていた漁師がミイラになり、聖徳太子に成仏できるように寺を建ててほしい」と懇願したという縁起があります。
ただ、このミイラも先の火災で焼失してしまっています。
 
案内が一通り終わると、散華で本尊像の足をぬぐうように言われたのでそのとおりにしました。
そして、赤い糸を結縁の印として手首に結んでくれました。
 
「本堂」でしばらくのんびりしたあと、「仁王像」に向かってゆっくり歩いて行きました。
 
堂宇が並んでいるのと反対側に「釈迦如来座像」があります。
 
 
観音正寺(8)_2010_4_1
 
 
また、珍しい形の「北向地蔵(堂)」があります。
「一願地蔵」とも言われ、1つだけの願いなら必ず叶えてもらえるということで、‘健康’を祈っておきました。
 
 
観音正寺(7)_2010_4_1
 
 
この寺の開祖である聖徳太子の像もありました。
 
 
観音正寺(6)_2010_4_1
 
 
コンビニで買っておいたおにぎりを食べ、「奥之院」に向かいました。
 
私が登って来たのとは反対側の道の途中にあります。
つまり、JR「能登川」駅方面から登って来ると、(「本堂」のある)境内より先に「奥之院」の前を通ることになります。
 
「仁王像」から5分もかからないところに鳥居が立っていて、この上に巨大な岩があり、そこに仏の姿が刻まれているというものです。
「磨崖仏(まがいぶつ)」というそうです。
 
 
観音正寺(11)_2010_4_1
 
 
この道はすごかったです。
案内板にも「責任は持ちません」と書いてあって、これこそが“難所”だと思いました。
ただ、鳥居から岩までは3分もかからないので、それほどスリルはありませんでしたが。。。
 
残念ながら、岩の前に「神聖な場所だから近づくな」という注意書きがあり、どこまで近づいていいのかわからなかったので、控えめなところでやめておきました。
写っている左側の岩のどこかに仏の姿が刻まれているはずなのですが。。。
 
 
観音正寺(12)_2010_4_1
 
 
スリリングだったのは下りるときでした。
足を踏み外したら‘終わり’だな、と思いました。(^-^;)
 
「奥之院」は「仁王像」から往復15分で見学できます。
 
帰りもJR「安土」駅まで歩きました。
ただ、歩いて通っていいのかどうかわからなかったのですが、有料の自動車道を通れば近道なのがわかっていたので、そこを歩いて下りました。
登りと違って、下りは舗装されたなだらかな道は歩きやすいです。
 
JR「安土」駅まで、予想よりずっと速く55分で着きました。
 
天気予報では「降水確率80%」だったのですが、幸い雨は降りませんでした。
 
さすがに疲れたので、普通電車で座ってとろとろと帰って来ました。(^-^;)
 
【メモ】
JR「安土」駅から「表参道」ルートで徒歩約1時間10分
帰りは「有料自動車道」を歩いて下って、駅まで徒歩約55分
※「奥之院」の公開は時期が限定されています。





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最終更新日  2010年04月04日 23時04分14秒
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