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カテゴリ:美術の時間
昨日で、棚卸しのカウントも終わり激務も一段落致しましたので、今日は、リフレッシュの為に久し振りに鎌倉に行ってまいりました~
もう年々振りの鎌倉でしょうか… 車を止めて最初に向かったのは鎌倉と言えば鶴岡八幡宮です。 既に見頃は過ぎておりましたが、所々に咲いた蓮の花が涼しげで実に美しかったです。 また、蓮池には… 10人前くらいの丸鍋が作れそうな巨大なスッポンや… リス…ブレブレでスミマセン…だって動きが早いんだもん!! そして… 翡翠です…。見えます…?画面中央の枝に、小さ~~~~~~~~~く瑠璃色の小鳥が止まっているのが…私のデジカメのレンズの限界でございます… そして、神社の中では神前式の結婚式なんかもやっておりました。 オープンエアでの神前式結婚式は…始めて見ましたが中々粛々とした感じで良い物ですね…何処の何方か存じ上げませんが…末永く御幸せに… って、別に今日は蓮池や結婚式を見に来た訳ではなくって、本日の目的は『鶴岡政男展』を鶴岡八幡宮の敷地内に在る神奈川県立近代美術館まで見に来たのです。 鶴岡政男は、抽象画や彫刻等の作品を残した作家で、以前から気に成っていたのですが、幸運にもチケットを知人から譲って頂いたので、この機会に是非と思い観に来たのです。 私の場合は芸術作品に極端な好き嫌いはないのですが、比較的抽象的な物が好きなようです。 具象的で繊細な作品も良いのですが、基本的には『綺麗ですね…』な感想で終わってしまう感じです… 抽象画の場合は、作者が描いたテーマに対して何を感じ、その本質をどう捉えて描いたのかと言う、作者の心が描かれているようで…チョット謎解きのようで…何とも見ていて楽しいのです。 今回見に行った鶴岡政男は基本的に人をチーフにし続けた作家です。 人が生まれ、笑い・喜び・愛し・悲しみ・迷い・悩み・挫折し・踊り・そして死んで行く様を作品として残しているのです。 モデルになった人々は、自分の娘さんや上野の地下道の浮浪者・新宿のフウテン族・兵隊等様々で、時に権力を振りかざす人を嘲る様な絵を描き、時に溢れるその人への思いを描いた様に感じられました。 どのような作品かを、購入した図録からチョット画像を拝借して御紹介しましょう。 どうです?解ります?抽象画って難しいですよね~ でも、幼い甥っ子や姪っ子たちが描く絵を見ていて思うのは、ヘタクソだね~でも、良い味が出てるよ~ 子供の描く線は計算されていなくって、溢れ出す気持ちで筆を走らせているじゃない?あの無邪気で活き活きとした線って真似しようと思っても、ついついテクニックに走ってしまったり、こうしなくちゃいけないという凝り固まったセオリーに囚われて真似出来ないんだよね~ 鶴岡さんの作品は、モチーフから感じた本質やパワーが絵に成って現れている感じがしたよ。 最近疲れていたもんで、何だか絵からパワーを貰って少し元気が戻った気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.09.04 09:22:51
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