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2004.03.22
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 四日市市助役の藤島昇さんが「財政危機の根本原因」と題した日記の中で、

>  昨年から行政システムの改革に合わせて、予算編成方式を根本的に変えており、
> その目的や趣旨については何度も説明してきたつもりなのだが、真にその意図を
> 理解していただくまでにはまだまだ道は険しいなと痛感。
>
> つまり、かなり見識の高いように思う議員でも、まだ
>
>   重点政策=予算額の大きい政策
>   重視した政策=予算額を増額した政策
>
> として見ているよう。
>
>  予算の「額」の多寡と、住民満足の「質」とは切り離して考えるべきだと思う
> のだが、こう説明した直後には一応理解してもらえているように思うものの、各
> 論に入るとすぐに上の等式に戻ってしまう。予算の「額」と異なり「質」を測定
> する客観的な方法なり手続きが確立していないため、やむを得ないところもある
> のだが、上の等式を崩さなければならないのは、どうしても譲れないところ。

と書いておられます。

 私も同感いたしました。

 量だけでなく、「質」を図る物差しが必要になってきていると思いました。そのために今、行政評価の手法を導入する団体が増えているのだと思いますが、行政評価においても量=「金額」に重きを置かれる傾向があるように見受けます。
 市民や議員の方々に理解を得る前に、まず職員の中に「質」で満足度を図るという意識を植え付けなければいけないと思います。予算「額」の獲得がやはり意識の中では優先されている現状では、地方財政の危機から抜け出すことは出来ないと思いました。

 額ではなく、質を計る物差し、手法が確立されなければいけないとは思いますが、額の場合は誰が見ても同じように多いか少ないかがわかるのですが、「質」の場合、その町の社会的状況によっても違うでしょうし、極端なことを言えば受け取る側一人一人で違ってくるものであるので、物差しの尺度を統一することは難しいと思いますが、1人でも多くの市民にSatisfactionをどれだけ与えられるかが、非常に大切になって来ていると思います。
 それも、すこしでも経費を削減しながら、、、

 こんなことを思いました。

■参考までに
 中津川市では住民満足度調査(これは事業に対するものではなく、職員の応対に関する調査ですが)を実施し、ホームページ上で公開しています。
 よろしかったらご覧ください。
CS活動のページ
第1回市民満足度調査の概要(PDF)

 





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最終更新日  2004.03.22 23:58:46


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