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僕の職場では、ほぼ全員にパソコンが行き渡っており、電子メールで連絡が取れるようになっています。そして、全所属に同報でメールを配信するためのメールアドレスが作ってあり、僕はそのアドレスに向けてよく配信をしています。
今日はその同報での失敗談です。 僕が同報をするのは、通常の事務的な連絡のほかに「この情報は皆で共有したほうがいい」と思うものを送ること多いです。 先日も市長との打ち合わせの中で、職務上、皆で気をつけたほうが良いことについて、気づいたことがあったので、改善に向けてという思いで、具体的な例とともに「同報メール」を流しました。 いつもながら「お節介だな」というReplyもありました。お節介だけなら今日に始まったことではないので気にならないのですが、今日は、「私たちの職場について他の部署から誤解を招く書き方がある。非常に残念です」という旨の返信をいただきました。 僕は、特定の職場の職務について指摘(攻撃)をしようとしたのではなく、例を挙げながら「改善に向けた考え方の変革が大切である」ということを伝えたかったのですが、僕の文章力の未熟さから、部分的には特定の職場のやり方が実際に悪いように読み取れる書き方をしてしまいました。 全体的に意図する『前に向かって進むために』というところではなく、参考例的にあげたところその担当部局には引っかかってしまい、『遺憾』に思われてしまったようでした。 このような指摘のメールが返ってくるとは、夢にも思っていなかったのですが、後から読み直してみれば、他の部署の皆さんに誤解を与えるような書き方をしてしまったのは事実でした。 僕は電子メールという道具がとても便利な道具であるがゆえに多用するのですが、いつも「誤解を与えないように表現には十分に注意して、、、」と、思いながら書いているつもりでした。 でも、今回は誤解を与え、その誤解が特定の部署の名誉を傷つけることにつながってしまうメールを書いてしまいました。 まことに申し訳ないことをしてしまったと反省をしています。 相手を前にして言葉で話していれば、いくらでも補足して説明できることが、電子メールの場合、なるべく簡潔に伝えようという意識があるために『言葉足らず』になってしまい、それが、誤解を与えることにつながってしまうことがあるということを改めて肝に銘じておきたいと思います。 今日の出来事は、僕にとってとてもいい勉強になりました。 そして、何よりうれしかったことは、その指摘のメールを下さったのが僕より10歳以上も年下の方からだったことです。僕は常々、「インターネット社会では皆が水平的関係にある」と言うことを思っているのですが、このことが身をもって味わえたことになり、少々、つらかったですが、ありがたいと思いました。 そして、もうひとつ、今回のメールが読まれていることが実感できたことです。 今回、皆に流したメールは「新しい市長の考え方や指示事項を全職員に伝え、新市長の舵取りの下で皆が歩みださなければいけない」という思いから、同報にて流したのですが、これまでそのようなメールを流した者がいなかったために『読んだよ』と、声をかけてくださる方がたくさんありました。もちろん、中には『こんなこと流していいのか』という幹部職員からの指摘もありました。でも、反応があるということは「読んでくれている」ということの証拠であり、ありがたいものでした。 これからも、職場の改善のために『お節介』と思われながらも、メールを使いながら情報を共有して行こうと思います。 はっきり言って、今回の指摘のメールを受け取ったとき、メールを書くことが少々怖く感じられました。 でも、 僕たち公務員の使命は、市民の皆さんのために働くと言うことです。そのために『良い』と思うことは恐れずに実行していきたいと思います。 ただし、電子メールの便利さに溺れることなく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.05.28 04:00:40
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