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2007/02/04(日)11:58

読書日記2007/012 〈競争優位〉のシステム

読書日記(128)

〈競争優位〉のシステム 事業戦略の静かな革命 著者: 加護野忠男 出版社: PHP研究所 発行年月: 1999年11月 【目次】 序章 新しい競争の始まり 第1章 事業システムとは何か 第2章 スピードの経済 第3章 組み合わせの経済 第4章 集中特化と外部化 第5章 「新しい事業システム」はなぜ生まれたか 第6章 情報化のパラドクス 第7章 競争優位をいかに持続するか 終章 さらなる競争の始まり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 事業システムの優劣 ・事業システムから商品サービスを受ける顧客にとってより大きな価値がある  と認められるかどうか(有効性) ・同じ価値あるいは類似の価値を提供する他の事業システムと比べて効率が  よいかどうか(効率性) ・競争相手にとってどの程度模倣が難しいか(競争優位) ・システムが長期にわたって持続しうるか(持続的優位) ・将来の発展可能性をどの程度もっているか ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ちょっと古い本なので、ふりかえりとして読む内容です。 同業他社だけでなく、顧客ターゲットが同じ企業なら「競争企業」に なってしまう今日この頃。 いかにして、競争優位に立つかが分かりやすく書かれています。 アスクル、フェデラルエクスプレスなどの事例が掲載されています。 一つのキーワードとしてあるのが、「スピード」。 事業システムを改革して経営スピードを上げなければ優位に立てない。 しかも、他社に追随されないだけの技術力やサービス力が必要だと。 今の時代、商品の差別化は圧倒的な技術力を持たない限り難しいが、 それほど差が付くものはなく、やはり顧客にとってメリットのある、 サービス力が必要だなあと感じます。 それは、先日読んだ『組織マネジメントのプロフェッショナル 』著者:高橋俊介にもあるように、 自立組織が必要になるし、従業員のサービス力をいかにして上げて、保つかが 大切になるなあと感じました。

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