MERIDA X BACEでグラベルロード(SILEX 7000)に試乗しました!
MERIDA X BACEでメリダ X-Baseにまたまた行ってきました。伊東温泉に行ったついでというか・・・どっちがついでかは別として・・・。REACTOとSCULTURAはTEAMモデルに試乗したので、今回はグラベルロードを試乗しました。MERIDA X BACEでSCULTURA TEAMに試乗!MERIDA X BACEでREACTO TEAMに試乗!今回試乗したのは、SILEX7000です。https://www.merida.jp/lineup/road_bike/silex_7000.htmlカーボンフレームにShimano GRX820(フロントシングル)を搭載 。価格は、550,000円 [税込]です。カーボンフレームにこれだけの装備だと十分コスパが高いと思います。試乗コースは、狩野川の河川敷から競輪学校の横を通ってサイクルスポーツセンターまでです。そこから下ってX-Baseに戻るコースです。狩野川の河川敷に簡単なコースが用意されていてそこでも乗れますし、河川敷のダートも走れるので試乗コースには最適です。42Cのタイヤは、昔のMTBの細目のタイヤの走行感に似ています。タイヤパターンのブロックは高くないので、走行抵抗感はMTBほどではありません。登りは、ロードバイクのように軽くはないですが、MTBほどではないのでちょっとした林道のダートとかはそのまま突っ込んでいけるので良いですね。フレーム剛性は、しっかりしていてダンシング時でも十分に反応しますが、トップグレードのロードバイクほどではありません。特徴なのは、トップチューブは長めです。太いタイヤをはかせるので、ホイールベースを伸ばす必要があるのと、結果として直進安定性は高いです。165~175cmが適当とされる47サイズに乗りましたが、トップチューブが564mmあります。自分は170cmなので、ロードバイクだとトップチューブ長:530mmぐらいが適正ですが、SILEXのそれは長いので、ステムが80mmというMTBみたいな短さです。トップチューブもMTBほどスローピングしていないので、押しや担ぎをしながらダートを本格的に走るのなら、一つサイズを落としてステムを若干伸ばすセッティングもありなのかもしれません。舗装路メインなら、このセッティングで良いと思います。フロントシングルなのでリアは巨大なスプロケットが10-51T 12Sがついています。貧脚の小生でも、10%程度の斜度だとすべては使い切ることはなかったので、これでも十分だと思います。フロントは42Tで、トップ10Tで下りでもがいても回りきるのは相当なスピードにになります。ブレーキローターは180mmが搭載されています。十分に効きます。ダートの下りのアンジュレーションがきついところでは役に立ちそうです。タイヤはマキシスが入っていました。チューブレスにもできるようですが、今回チューブが入っていました。フロントシングルなので、左レバーは変速機構は省略されています。でもレバーを横に倒せるのがビックリです。倒せる必要はないのではないでしょうか?シマノ GRX BL-RX600 ブレーキレバー 左レバーのみ ハイドローリック /ケーブル・ホース・オイルは別売です。ペダルはLOOKをつけちゃっていますが、押し担ぎがある可能性があるのなら、ホントはSPDのほうが良いです。色はブラックですが、ロゴが金色で高級感がある仕上がりです。総評としては、SILEXのカーボンフレームはすごく優秀で乗りやすいですが、アルミフレームのグレードでも良さそうです。競技をしないのならば、ダート系のフレームはアルミのほうが転倒時に壊れにくいメリットがあるなど、検討の価値はあります。ダートでは強度を必要とするので、カーボンフレームでもそれなりに重量(1,220g)があり、アルミは、1900gで、その差は、680gです。カーボン完成車重量で9.5kgなので45cのタイヤを入れたことを考えると十分な軽さです。また、競技をするのなら、Di2(GRX2×12)を搭載したSILEX8000がおすすめとのことです。(価格は935,000円 [税込]。)ジオメトリーや180mmのローターを採用するなどパーツの性格は、かなりダート向けなので、そのつもりで、買うのなら、おすすめできます。最近、MTBは奥まったところまでいかずに、林道程度なのでグラベルロードが最適かと思います。グラベルロードはお金と保管場所に余裕があったらほしいですね。