2007/09/24(月)23:49
BB下の水抜き穴が、あいていない!?
マウンテンバイクに乗ろうと動かすとシートピラーから、水がたれてきます。
ん~どうしてだろう・・・?
この間、夕立にあい、雨の中思いっきり走ってしまったことを思い出しました。
ひょっとして、このフレーム、もしかして水抜き穴がない?
確認すると水抜き穴がありません。
早速穴を開けることにしました。
しかし、そのまま穴を開けるとカートリッジBBを痛めてしまいます。
そこで、まずは分解です。
1、ボルトをはずし、コッタレス抜きでクランクを抜きます。
2、次にカートリッジBBをSSTで抜きます。このフレームはJISなので、右側は逆ねじです。
3、穴をドリルで開けます。小生は、3mmの歯を使いました。
番外編
4、BBをタップがけしました。買ったときから何もしていないので・・・。
5、タップがけ後・・・
ご覧のとおり、きれいになりました。BBの回りが悪かったり、BBを入れるのに固くて苦労する場合は、タップがけしたほうがいいです。最近のホローテック2は、さらにフェーシングもやったほうがいいです。
しかし、素人がなぜBBタップが持っているのか?と思った方、この道具は、自転車屋だった祖父から譲り受けたものです。個人で、持っている方あまりいませんよね。しかも結構高い工具らしいです。なので、タップがけをしたい方は、お店に依頼してくださいね。
ちなみに、祖父は80歳で店をやめてから、実家に隠居し90歳になりましたが、元気です
10年前に、小生が持っていたら役に立つだろうとくれました。
6、パーツを戻して完成です。グリスをBBのねじ部分やクランクの取り付け部分など、要所要所に塗布しながら取り付けます。
試しに、シートピラー取り付け穴から、水を流してみましたが、ちゃんと今回増設した水抜き穴から水が出ていました。
このフレームはアルミだったのでまだ良いですが、クロモリだとサビる可能性があります。水抜き穴はあけた方がいいです。市販フレームのほとんどはあいていると思いますが・・・。
ちなみにLOOK585には、ちゃんとあいていました。