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Kenken's Garage Life

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2019.08.10
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カテゴリ:ムラーノ
ラジエターホース(アッパー)とラジエターの接続部から漏れが・・・。
最初にじんでいるぐらいだったのですが、先週あたりからこの暑さで一日で500㏄ぐらい漏ってしまうようになり交換を決意しました。
一刻も早く直したほうがいいだろうと、今日修理に取り掛かりました。

先週一週間は応急処置を施しました。
ムラーノのラジエターキャップは、開放圧が137kPaと普通のV6エンジンとしては異常に高いので、応急処置に先日交換したバイク用の108kPaのキャップにしておきました。一時的には漏れは収まりましたので、やっぱり高すぎる開放圧が一因といえます。
リザーバーに最大限水をいれておいて、ラジエターが空になるのを防ぎました。

<ムラーノラジエターキャップ>
https://plaza.rakuten.co.jp/kenken34/diary/201712110000/

ロアホースは、前回の車検時に漏れが発見されて交換済みですのでアッパーホースだけを交換します。
https://plaza.rakuten.co.jp/kenken34/diary/201801200000/

こんなことなら、車検の時に一緒に交換しておけばよかった・・・。

来週はディーラーがお盆休みなのでDIYを決意しました。
エア抜き等は、RBで何回もやったことがあるので不安はありませんでした。
ただ、猛暑で汗だくになりました(笑)



まずは、アンダーガードを外して車両右側にドレーンプラグがあるので+ドライバーでゆるめてクーラントを抜きます。
抜くときに、ラジエターキャップを外しますが、手のひらでふたをしておくとリザーバータンクのLLCも同時に抜くことができます。



抜いているうちにエンジン上部のカバー類を除去。
エアクリーナーのダクトは10mmのボルト2本で止まっているだけなのですぐに外せます。



ホースを2本こじって外します。
ラジエターキャップがついているパイプ(樹脂製)も念のために交換しました。
ホースを抜いてみましたが、腐食もなくきれいな状態でした。

ホースの固着をはがすのにこれが便利でした↓

アストロプロダクツ 2PC ホースリムーバーセット 2007000010754 1435



ホースが除去できたら、元通り組み立てていきます。



今回交換した新品パーツ。

1、パイプ       21517JP00A   1個 \3,078
2、クランプ、ホース  0155800731 4 個\1,248
3、ラジエターホース  21501JP00B 1個¥648
4、ラジエターホース  21501JP00C 1個¥3,078
5、クリップ      21514JP00A  1個¥637

日産カード割引が利いて、消費税込みで8,217円でした。
ラジエターキャップも交換すべきだと思うのですが、前回の車検時に交換しているので見送ります。
サーモスタットも交換しようかと思いましたが、ディーラーのメカさんいわく、オーバーヒートを起こしていなければ必要ないとのことでした。

1のパイプは、ラジエターキャップがついている部分のパイプです。
交換しなくてもいけそうでしたが、割れや変形があるとまた漏水する原因になるので交換します。
2のクランプは、4つとも共通部品でした。
3は1のパイプからラジエターへのホースで、4は、1のパイプからエンジンへのホースです。
5のクリップとは、ラジエターホースの途中で抑える樹脂パーツで、再利用可能ですが作業中に割れると面倒なので頼んでおきました。

組み立て中の注意点ですが、シリコングリスを薄く塗っておくとホースをスムーズに挿入できます。
ホースが組みあがったら、クランプを定位置に装着します。
クランプが改良されていて、デフォルトの状態ではロックされていてホースを締め付けていません。
ロックを解除するとクランプされるようになっていて作業性がとても良いです。

(WAKO'S)ワコーズ 潤滑剤[V251] Super Silicone Greaseスーパーシリコーングリス(チューブタイプ)



LLCを入れます。
原液タイプ(80%)のLLCを調達してきました。
ムラーノの冷却水量はおおよそ9Lで、全部は抜けないので、8Lが総量だとして、4LのLLCを入れました。
4L×80%=3.2L
3.2÷8L=40%
指定では、50%ですが、十分な濃度です。
LLCは濃すぎると流動性が失われて、冷却性能に悪影響を及ぼします。
LLC原液を入れた後に、水を足します。ほんとは混ぜてから入れるのでしょうがこの方法で問題になったことはありません。

水だけをいれてもう一度抜くすすぎの作業を以前はしていましたが、車検ごとに交換しているのでそこまで神経質になる必要もないと思いそれはしていません。

蒸留水を入れる人もいるようですが、水道水で特に問題になったことはありません。日本の水道水は軟水でミネラル分が少なく、悪さをすることもないような気がします。




慎重にやらないといけないのがエア抜き。
ネット上の情報では、VQ35は、エアがなかなか抜けないとか・・・。
ドレーンを締めてからLLCと水を注ぎます。
ペットボトルを半分に切って口の部分にビニールテープを一周巻いておきます。
接続部分から多少もれますが、問題になるような量ではありません。
リザーバータンクへのホースにオレンジ色のクランプがしてありますが、こうしておかないと水を補充してもリザーバーへ流れてしまうのでそれを防いでいます。

窓を開けた状態で、ヒーター全開(32度設定)でエンジンをかけて15分程度。
途中で何回か1000rpmから3000rpmにかけてアクセルをあおります。
アクセルをあおるとウォーターポンプが回りエンジン内の冷却水が循環してエア抜きが促進されます。
水を注いで泡が出てくるのを待ちます。
水が少なくなったらまた補充・・・これの繰り返しです。
整備要領書では、ヒーターホースを一度分離してそこからエアを抜くようになっていますが、それはしていませんが、問題ないようです。

アクセルをあおってもエアが出てこなくなればおおむね完了。

それでも完璧には抜けませんので、リザーバータンクのLLCは若干多めに入れておきます。
今回はうまくいったようで、そのあとLLCが極端に減るようなことはなかったです。

いつも問題となるLLCの廃棄ですが、ディーラーに引き取ってもらいました。
取り外した部品もほとんどが産廃なのでこれも同様です。

試運転をしてきましたが、各部分から漏れることもなく無事修理が完了しました。


PITWORK (ピットワーク) 品番:KQ301-34002 スーパーロングライフクーラント S-LLC (超長寿命タイプ) 荷姿:2L(エコパック) ※日産純正オイル以外同梱不可





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最終更新日  2019.08.10 22:29:56
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