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カテゴリ:自転車
LOOK695ZRとTIME ALPE D'HUEZを所有することになりましたが、この2台は先祖は、ツールドフランスで活躍したLOOKKG86やTVT92などになるわけです。おおよそ35年ほどの年月を経て、独自の進化したのがこれらのロードバイクです。
今日は、LOOK695に乗って陣馬高原まで。 TIME ALPE D'HUEZでハンドルの高さをちょっと上げたら調子よかったので同じ高さにしたらいい感じです。 ![]() LOOK695ZR(仕様表・・・クリック) ![]() TIME ALPE D'HUEZ(仕様表・・・クリック) TIME ALPE D'HUEZは、剛性が高くて扱えるか最初は心配でした。 LOOK695に改めて乗って、いろいろと気が付きました。 BB付近の剛性は、LOOK695に比べてTIME ALPE D'HUEZが若干高いと感じました。 乗り比べたら、そんなに大きな差ではありません。 0km/hからの加速は、TIME ALPE D'HUEZのほうが速く、気持ちがいいです。 LOOK695は、踏めば反応はしますが、カチカチではなく、足を一周させると踏み心地の変化がすくなく一定したペダリングができます。 剛性感の違いの大きな要因は、ハブ近辺の剛性の高さです。 スルーアクスルなのももちろんのこと、スポーク数も違いますし、リムも現在はワイドリムが主流です。 ワイドリムによってタイヤ剛性も高まります。 ディスクロードは、剛性高めに感じてしまうのは仕方がないことなのかもしれません。 TIME ALPE D'HUEZは、プロのインプレを聞いても、「トップライダーよりかは、ロングライドなど楽にライドを楽しみたい方に向いている。」と言っているので、ハイエンドモデルの中ではそんなに剛性が高い方ではないと推測されます。 最近のロードバイクは、剛性が高く、LOOK785RSはかなり硬いと聞きますし、ピナレロドグマやスペシャライズドターマックなども硬いらしいです。先日のったメリダのスクルトゥーラも十分な剛性がありました。 最近のロードバイクは、ディスクロードということで、リムブレーキと違うカテゴリーのロードバイクなのかもしれません。 ハブ近辺の剛性が高いおかげで、TIME ALPE D'HUEZのほうがハンドリングのしっかり感と直進安定性は高いです。都民の森からの緩いカーブの下りのワインディングはとても気持ち良いのではと想像できます。 ただ、軽量ということであれば、リムブレーキのLOOK695に軍配があがります。 古くてもデュラエースですし、そもそもリムブレーキのほうが軽量に仕上がります。 登りでやはり、LOOK695のほうが軽く感じます。 LOOK695が6.8kg。TIME ALPE D'HUEZが7.7kg。(ペダル込) 登りの軽さもLOOKのほうが上かな~・・・。 ショック吸収性はどっちも良いです。 LOOK695は、ある程度は、フォークでショックを吸収する感じがしますが、TIME ALPE D'HUEZは、フレーム全体でいなす感じがします。 TIME ALPE D'HUEZは、ベクトラン繊維、ダイニーマ等の新素材が使われていて効いているのだと思います。 ブレーキは、ドライでは、ディスク・リムのどっちであろうが、十分な効きがあります。雨の日や急坂の下りでは、カーボンリムを削らないディスクのほうが有利ですが・・・。 LOOK695とTIME ALPE D'HUEZは、意外と性格が違うので両方引き続き乗りたいと思います。 このフレームですが、UCI認定のシールがないことに気づきました。 調べたところ、認証を受けていないようです。 旧モデルは認証を受けているようですが、2023年モデルはなさそうです。 UCI機材認証 UCI認証フレームリスト 小生には、全く関係ないですが、現時点ではUCIの公式レースには使えないようです。 TIME ALPE D'HUEZを使用するマトリクスパワータグチームは2024シーズンはどうするのでしょうか? 旧モデルを使用するのでしょうか?これから認証を受けるのでしょうか? <追伸> マトリクスパワータグチームは2024シーズンは、CARRERAを使用するそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.12 14:11:42
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