「いまさら23c?」と思う人も多いと思いますが・・・。
LOOK695は、10年以上前の設計なので、タイヤの太さは、23c基本となりますが、だいたいの新ETRTOの25cは入ります。
今回、MIchelin PowerⅭup は、旧ETRTO規格で、25c以上は太すぎて入りそうにありません。
入ったとしても、クリアランスがギリギリで小石や落ち葉を巻き込むのがストレスになります。
MIchelin PowerⅭup は、TIME ALPE D'HUEZに25cTLRを使っていて、好印象だったので23cのクリンチャーを買ってみました。
https://plaza.rakuten.co.jp/kenken34/diary/202405120000/
23Ⅽにすると、路面のギャップをいなすのに、ちょっと不安な部分もあったので、今回チューブは、Vittoria のラテックスチューブを使ってみました。


タイヤ重量は、207gと210gでした。
2本で13,400円でしたので、最近のハイエンドタイヤとしては、リーズナブルな価格設定です。
なお、フランス製ではなく、タイ製です。

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チューブは、69gと72gでした。(700×19Ⅽ・23c)
ビットリアのラテックスチューブですが、2本で4,000円以内なので、高級ブチルとさほど変わりません。
エア抜けは、ブチルに比べると早いですが、翌日にペッタンコになるような抜け方はしません。
TIME ALPE D'HUEZにキシリウムSLをはかすときにはビットリアのラテックスチューブを使っていますが、チューブレスにこだわりがなければ、これは、お勧めします。
振動吸収性は、ブチルに比べると明らかに良いですよ。
https://plaza.rakuten.co.jp/kenken34/diary/202407270001/

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早速いつものルートを試乗しましたが、久々に23Cをはかしたので不安がありましたが、25cより軽さは感じます。加速の軽快さは25cや28cにはないフィーリングです。空気圧は、とりあえず前5.2bar 後5.5barにしてみました。もう少し、ハイプレッシャーでも行けそうなぐらい柔らかい感じでした。
推奨は、6~8barみたいなので、もう少し空気圧を上げても良いのかもしれません。
なお、太さはZONDA 17Cに装着して実測23mmでした。(24時間後24mm)
モチモチとしたグリップ感はMichelinらしいですし、昔よく使ったPRO4(3)を思い起こします。
PRO4とMIchelin PowerⅭup が大きく違う点は、転がり抵抗の少なさです。
明らかにスピードのノリが良いです。
グリップや安定感は25cにはかないませんが、軽快さは23cのほうが良いですし、振動吸収性はさほど問題にならないです。
チューブや空気圧を工夫すれば、まだまだ23cでもイケますよ。