木更津市の整体院「すこやか整体院」の日記 

2006/09/02(土)17:01

痛みを探してしまう そのわけは? 

坐骨神経痛に関する話(28)

「もう10年も腰痛と戦ってきました。そして左足のシビレとも。病院では神経が悪戯して痛みが出るって言うんですよ。坐骨神経痛なんですって・・・」 70代後半になる女性は、問診の際に静かにそして上品に語りだした。 この一週間で三回通ってもらったが、施術前の検査で変化が起きた。 立った状態でゆっくりと反ってもらう。 初めての時は、全然反ることが出来なかったが、一回目の施術が終わってから少しだが反れるようになっている。 次にゆっくりと屈んでもらう。 屈み始めて直ぐに腰に痛みがある。 これは毎回施術を終えると取れるのだが、次に来るときには戻っている。 今日四回目施術。 本人曰く、日常の症状は余り変わらないと言う。 施術前に検査をおこなうと、痛むことなく屈んでいる。 本人は「あれ、変ですね。痛みが無いです。」と言って何度も繰り返す。 私が「痛みを探さないで下さい」と言うと、「本当を探さないと痛みがわからないは!」 と笑って話す。 そして「そう言えば左足の痛みも昨日・今日と無いかもしれないは」と思い出したように言う。 まだまだですが、確実にからだは変わっていますね。 痛みを忘れてしまう。 痛みを探して、何故か自分は痛いんだと確認しようとする。 当院ではよくあることです。 自然形体療法って、不思議な療法です。

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