2007/10/19(金)19:25
右手に握力が入らない!それはなぜ?
40代後半の男性患者さんは、慢性の肩こりで10年以上悩んでいました。
そして気が付けば右手の握力が入らなくなってきたそうです。
来院の切っ掛けは広告でした。
何故か椎間板ヘルニア・坐骨神経痛専門の広告に引かれたそうです(笑)
今迄は千葉市にある、仙骨ショック療法?とか言う整体法の施術を受けていたそうですが、10回受けても何の効果もなかったそうです。
左右の握力を確認するため、私の手を握ってもらいましたが、右利きなのに左に比べて確かに右の握力が弱い事がはっきりと分かります。
施術を開始する前に、仰向けの状態で首に頚椎を牽引する枕を入れて、また私と握手しながら左右の握力の検査をすると、左よりは弱いものの、先程よりは明らかに力強いのが分かります。
勿論本人も、「さっきより力が入るのが分かりますね~!」と答えてくれました。
これで原因が特定できました。
あとは施術するのみ。
四回目の施術を終える頃には、あれだけ辛かった肩こりも、最近は気にならなくなってきたと報告がありました。
そして握力も徐々に回復し、6回目の施術を終える翌週には、完全に違和感なく力が入るという感覚が戻りました。
勿論頚椎だけを治す訳ではなく、体全体を診て調整していきます。
でも頚椎の○○が●●しているから、このような症状が発症していた事が分かります。
不調を抱える患者さんが、本来の元気な体を取り戻していく姿を見ていると、本当に嬉しくなります。
これがボクの最高のビタミン剤です!