2007/10/20(土)11:59
出産を明日に控えた腰痛の対処法!
「明日出産予定なんですが、腰が痛くて困ってます。診て頂けますか?」
30代後半の女性からこんな電話がありました。
あいにくその日の予約は一杯だったので、しかたなくお断りしたのですが、30分後また電話があり「どうしても」と頼まれたので、その日のお昼休みに来て頂く事になりました。
その女性は、妊娠6ケ月位から腰痛を患うようになり、だんだんと酷くなってきたそうです。
当院には、妊婦さん仲間からの紹介でした。
その日の朝一番で産婦人科に行ったら、腰が痛いためベットに横になれず、ドクターが「これじゃ出産どころではないから、整体にでも行って腰を治してもらいなさい!」と言われたそうです。
珍しいパターンかも知れません!
何とか自分で運転してきた彼女は、本当に辛そうな歩き方で入って来ました。
なんとか椅子に座ってもらい、問診をしたあとに施術開始です。
とは言うものの、ベットに寝れないので、椅子に座っての施術です。
とりあえず○○法をおこなうと、「あ~気持ちいいです!」とため息混じりで囁く。
内心「ベットに横になれなかったらどうしようかな?」などと一抹の不安を感じながら、その他にあれとそれとこれをやってみました。
ゆっくり立ってもらうと、先程よりは少し楽になっているようで、「頑張ってベットに移動してみます」と歩きだす。
私が手で支えながら、仰向けになるお手伝いして無事に仰向けになれました。
その状態で痛みを確認すると、痛みはないと言うので施術開始。
お腹もかなり大きいため、力加減に最新の注意を払い約15分で施術終了。
起き上がってもらうと、完全に痛みは取りきれなかったものの、歩く・座る・立つ・仰向けになるの全ての動作ができました。
この状態ならば、明日のに元気に望めるでしょう!
彼女はそれ一回きりの来院でしたが、それから一ヵ月後電話をしてみると、無事に出産されたそうです。
あの日大好きな回転すしを食べに行かず、彼女の腰痛を施術して本当に良かったと思います。
この仕事が益々大好きになった、けんけん先生であります^^V