真夜中のストレンジャー

2007/05/30(水)13:04

答えは此処にアリエッタ…

今日の出来事(35)

今日は仕事が早く終わったもので、チョット回り道をして広尾のパネッテリア アリエッタと言うパン屋サンに寄り道を致しました。 パンを買って、例の如く新宿のcaffe COZZOへと向かいました。 渋谷から原宿→代々木→新宿と向かうコースだったのですが、原宿から代々木に向かう途中で、後ろからパトライトを回したパトカーが追いかけてきて、(警)『前の車の運転手さん左に寄って止まって下さい!!』と言ってくるではないか!! 何だ~?スピードも出してないし、一時停止もチャント止まったよな~…何だ?何だ~?って、思いながらも車を停めると警察官がやってきて(警)『チョット車の後ろを見て欲しいんですけど。』とのこと… 何だ~?って、思いながらも車の後ろに回ってみると…(警)『ナンバープレートを照らしているライトが2個付いてるんだけど、片方が切れてるみたいなんだよね~』とのこと… (私)『いや~スミマセンでした~!!気が付きませんでした~すぐに直します~』って謝っていると… (警)『チョット見せて~結構接触不良だったりする時も有るんだよね~…チョット叩いても良い?』って、言われたんで、(私)『どうぞ!どうぞ!』って、返事をすると、ナンバープレートの辺りをバンバン叩く御巡りさん… すると(私)『あっ!!点きましたね~!!』 (警)『やっぱり、接触不良だったんだね~これからは気を付けて下さいよ~』 って、普段なら此処で終わるような話だが、今日はこの先が有るのである。 (警)『最近はこの辺も物騒でね~交通違反とかで車を止めたりすると、一応車の中に不振物とかが無いかを確認させてもらっているんですよ~ご協力頂けませんか?』とのこと… 当然の事ながらも、疚しい事が無いので…(私)『良いですよ~どうぞどうぞ!!』って、善良な市民らしく公務に当たる警察官さんにご協力をしたわけですよ。 車のロックを解除すると、若い方の警察官さんが、徹底的な家捜し!! ドアのサイドポケットからダッシュボード・センターコンソールボックス・サングラスケース・床敷きのマットの裏まで、兎に角徹底的に捜査!!既に、犯罪者扱いされている気分… そして、ダッシュボードの一番奥から仕事で使っているカッターと、趣味の釣りで使う釣り針外しの付いた小型のハサミ… すると、表で見ていた年配の警察官さんが(警)『あ~カッターですか~…コレは軽犯罪法違反ですね~』(私)『ェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェ何でですか~?ただのカッターじゃないですか~?飛び出しナイフや、サバイバルナイフを持っていたって言うのならば、私もチョットそれはまずいよな~って思いますけど、普通のカッターナイフじゃないですか~こんなので犯罪に成るなんて聞いたこと無いですよ~!!』 (警)『イヤイヤ!カッターは普通に車に入れて持ち歩くだけでも軽犯罪法に抵触するんですよ。それにあの小さなハサミも駄目です!!』 (私)『は~~~~?あんな小さなハサミでしかも釣り専用のハサミも駄目なんですか~?そんなんで犯罪者扱いじゃ~釣りになんて行けないじゃないですか~!?じゃ~一体どうやって持ち歩けば良いんですか?』って聞くと(警)『こう言う物は工具箱に入れて持ち歩かなければ、軽犯罪法に抵触するんですよ!!』(私)『じゃ~このビジネスバッグに入れて運びますよ~』と言うと(警)『バッグでは駄目です。ご足労ですが、これから代々木警察署までご同行願えませんか?』とのこと!!(私)『何ですかそれは~!?もし付いて行ったら、私は前科一犯に成るんですか!?』と聞くと(警)『いや…前科一犯と言う…訳では…』と歯切れが悪い返事…絶対に付いて行ってはならないと野生の感が働く… 兎に角、如何に自分の仕事でカッターを持ち歩く事が必要なのか、自分の趣味が釣りで釣り道具を常時持ち歩いているかを、トランクを開けてロッドやリール等を見せながら切々と訴え続ける事20~30分… 根負けしたのか、(警)『判りました!!今日は注意と言う事にしておきますが、カッターとハサミを袋に入れてトランクにしまって、家に帰ったら工具箱に入れて保管をきちんとして下さいね!!』といわれて難を逃れる事が出来た… そして、家に帰り『軽犯罪法』について調べてみました… ここで、前回のクイズの回答です。 答えは全ての例で軽犯罪法に抵触する可能性があるのです。 色々なサイトを見て調べた結果、例に挙げたような物を持ち歩いて捕まった人のサイトや、メーカーや団体が注意を促しているようなサイトを発見する事が出来ました。 では、警察に捕まるとどうなるのでしょう?実際に捕まった方のサイトを参考にすると五指全ての指紋を採られ、白い壁の前に立たされて上半身の写真を撮られ、調書をとられるそうです。 完全に犯罪者です…警察署まで付いていかなくって良かった~… しかし、私の挙げた例は、どれかしらやった事が有る人って結構多いんじゃないかな~…? だとすると、日本って何時の間にやら1億2000万人総ゴロツキ国家って感じ…? しかし、軽犯罪法って、聞いた事が有っても内容までは知らない人が多過ぎない? 交通ルールは学校や教習所で教えてくれるけど、日常生活に溶け込み過ぎた軽犯罪法違反って、誰が教えてくれるの? カッターを持っていて捕まるなんて、親兄弟でも知らないような話だし、当然学校で教わった覚えも無い…では、メーカーは商品の所持による軽犯罪法違反の可能性に関してパッケージなどに明確に記載されているのかと思い、幾つかのメーカーのカッターやハサミを見てみたが、どのメーカーのパッケージにも、その件に関して明記が無い…何で…?誰も教えてくれない上に、買う段階に成ってもメーカーもユーザーに教えてくれないなんて…それで警察に捕まるなんて、チョット理不尽じゃありませんか…? って、事は誰でも買うことが出来るカッターやハサミ・包丁・工具・スポーツ用品は、善良な顔を装った武器商人が、何も知らない犯罪者予備軍に何のメッシュもかけずに武器や凶器を売り渡してるって事ですか…? 私は怖くて表が歩けませんよ~…それどころか、ハサミを持った小学生の甥っ子や、包丁を持った義姉にすら近付くことが出来ません… 確かに、例に挙げたような物が犯罪に使われる可能性を100%否定はしませんが、かなりその可能性は低いのでは…?重篤な犯罪で金属バットを持って立て篭もったなんて、聞いたことも無い… 警察は駐車違反の取り締まりを民間に委託した事によって、凶悪犯罪の早期解決や未然に防ぐことに人員を回したいと言っていましたが…誰でもか持っているカッター1本を取り締まる前に、もっと力を注がなくっちゃいけない未解決の事件とかが沢山あるんじゃないの?とか思ってしまう今日この頃なのでした。 因みに、軽犯罪法の第4条には『この法律の適用にあたつては、国民の権利を不当に侵害しないように留意し、その本来の目的を逸脱して他の目的のためにこれを濫用するようなことがあつてはならない。』と有ります。 思いのほか捕まっている人が多かったので、カッターやハサミ等のツールを持つ事により仕事の効率を高めることや、好きな時間に余暇を国民が楽しむ事の自由について、警察は今一度考えていただきたいものである。 ムシャクシャするとお腹が空くものでございます。 家に帰って、今日買ったアリエッタのパンを食べました。 今日買ったのは、アリエッタと言うお店の名前を冠したパンです。 そして… 冷蔵庫の中の有り合わせで、サンドウィッチを作ってみました~ フワフワムチムチモチモチで、このパン美味しぃ~!!また買いに行こ~っと。 そうそう!!それと最後にもう一つ!!今回注意されたカッターには短い刃しか残っていませんでしたが、新しい刃がフルで付いていて刃渡りが8cmを越していたら、軽犯罪法ではなく銃刀法違反になると警察官さんが教えてくれましたので、皆さん充分に注意しましょうね。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る