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テーマ:ダイエット!健康!美容!
カテゴリ:健康
「四毒抜き」というのは、吉野敏明先生が提唱されているもので、「小麦粉・植物性油・乳製品・甘いもの」を摂取しないという食事法です。 第1章:栄養の偏り4毒抜きでは「小麦・植物油・乳製品・砂糖」を避けるため、特定の栄養素が不足しやすくなる点が大きなデメリットです。普段の食事で自然に摂取していた栄養が抜け落ちると、体調不良や慢性的な不調につながる可能性があります。ここでは、それぞれの食品を除いたときに起こり得る栄養不足について整理してみましょう。小麦を避けることで不足しやすい栄養素小麦製品(パン、パスタ、うどんなど)は、炭水化物だけでなく 食物繊維 の供給源でもあります。完全に避けると便秘のリスクが高まりやすく、腸内環境のバランスが崩れる可能性があります。代替としては、玄米やオートミール、雑穀などを取り入れるのがおすすめです。乳製品を避けることで不足しやすい栄養素乳製品は カルシウム の代表的な供給源です。カルシウムは骨や歯の健康に欠かせないため、不足すると骨粗しょう症や歯のトラブルのリスクが高まります。代わりに、豆腐や小魚、青菜類(小松菜・チンゲン菜など)、アーモンドからカルシウムを補うとよいでしょう。植物油を避けることで不足しやすい栄養素植物油は悪者とされがちですが、実は 必須脂肪酸(体内で合成できない脂質)を摂取する重要な手段でもあります。まったく摂らないと、肌の乾燥やホルモンバランスの乱れにつながる恐れがあります。オメガ3脂肪酸を含む魚(サバ、イワシ、サンマ)や亜麻仁、えごま油を適度に摂取することで、必要な脂質を確保できます。砂糖を避けることで不足しやすいエネルギー砂糖は「悪」とされがちですが、少量で効率よくエネルギーを補える食品でもあります。完全に排除すると、特に運動量が多い人や子どもはエネルギー不足を感じやすくなることがあります。甘みが欲しい場合は、はちみつやデーツなどの自然由来の甘味料を使うのも一案です。 |