|
カテゴリ:カテゴリ未分類
【ジュネーブ17日時事】世界保健機関(WHO)は17日、結核に関する年次報告書を発表した。報告書は、2006年の結核による死者が約170万人だったと推計。結核による死亡率は人口10万人中25人で、05年に比べ2.6%改善した。結核の新規感染者は約920万人で、患者総数は推定1440万人だった。
結核が既に無くなってしまった病原菌ではなく、しぶとく生き残っているものであることを教えてくれている。 実際に私達の体の中に、肺の中のマクロファージがその結核菌をかくまっている事が判っているが、マクロファージが弱くなってしまったときに、休眠していた結核菌が動き出して症状が出てしまうこともわかった。 マクロファージは病原菌を捕食して病気を起こさせないようにするのが使命なのだけど、捕食した結核菌の方が一枚上手で、捕食された途端じっと休眠状態になるそうだ。 そうするとマクロファージは消化活動をしないという、これまた摩訶不思議なことをするんだね。 それで結核菌はマクロファージの体の中で機会が訪れるまで、じっと耐えて動かず何年も何十年も待っているというのだから、恐れ入ります。 本当に辛抱強い菌で、私もその辛抱強さに関しては見習わなければならないと思う。 チャンスが来たら今度は暴れまくって、最後は自分も死ななければならない顛末とはなるけれども、その影響力は物凄いものだと思うね。 まあどの様な病気であれ、全ての生命を死なせる為の道具だと理解できれば、単純な問題であることが判断できますね。 死にたくないのはお互い様だけど、そんな好き勝手なこともいえませんわ。 静かに楽しくその時を迎え入れましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月21日 09時49分10秒
コメント(0) | コメントを書く |
|