2025年3月22日吉野敏明先生のYouTubeのお話を書き起したいと思います。
45年で患者数392倍! ケネディ元大統領・安倍元総理大臣も苦労した疾患、潰瘍性大腸炎とは?
その原因と治療法と4毒の関係
1970年には日本に100人くらいしか患者数がいなかった。それが2022年14万1387人で2010年くらいから患者が一回減ってる。これはアサコールというお薬が出来たから。それで安倍総理大臣も復活できた。
その薬が出来て非常に酷い人がこの薬によってなんとか生活できるようになっている。
潰瘍性大腸炎とクローン病はどちらもお腹が痛くなって下痢をする病気。潰瘍性大腸炎は、自己炎症性疾患である。クローン病は自己免疫疾患である。クローン病の人は小麦に関係あるので完全に止めると治った人がいっぱいいる。しかし少しでも食べたらすぐ再発してしまう。
クローン病は大腸を間違えて癌だと思ってTNF‐αが攻撃している疾患である。潰瘍性大腸炎は、胸腺‑T‑cell 系の異常活性化でインターロイキンの5とか13っていうそのサイトカインがこれは大腸のみならず口腔粘膜や食道、小腸、大腸、直腸、肛門まで攻撃する疾患ですが、一番多いのはやはり小腸、大腸を攻撃しているという病気である。子供に多く、10歳から30歳・結構こどもに多い。
食が悪くなると大腸癌になりやすい。何故かと言うと、潰瘍になっている所、腸に穴が開いてるわけですから、そこに発癌物質が入ると癌化しやすくなる。異なる点は潰瘍性大腸炎は大腸のみでクローン病は今言ったように口から肛門まで全部に潰瘍性大腸炎のような症状が出る。潰瘍性大腸炎は5ASA製剤ペンタサ・アサコール、こういうのが良く効く。クローン病もこういう薬を使う事があるが、クローン病の方はどちらかというとTNF‐αの因子が高いのでヒュミラのような免疫製剤を使ってTNF‐αが働かないようにするという治療をしている。
潰瘍性大腸炎の主症状は血便、粘血便。90%以上の患者さんが出る。慢性的な下痢一日5回から10回以上。腹痛。炎症が強い場合は発熱する。体重減少。食欲、出血による鉄欠乏性貧血がよく起きる。重症化すると劇症型潰瘍性大腸炎になって、こういう場合は大腸の摘出手術をする。それから癌になりやすい。
アサコールやペンタサというお薬を使うことによって社会生活ができるようになった人が沢山いる。それでもダメな場合はステロイドを使う。そしてそれでもダメな場合は抗TNF‐α剤を自分で注射する。
この時点で答えが出ている・・小麦が原因??
今、患っている人は小麦を抜いて下さい。外食は分からないところに入ってるので気を付けて下さい。
吉野敏明先生のYouTube
