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カテゴリ:経営、健康、音楽、スポーツ、生活、旅行
夏になると山開きが行われるしきたりについて文献でひもといて 見ました。 例を挙げてみると、7月1日に行われる富士山の山開きでは、 白装束に身をまとい金剛杖を持った行者が、「六根清浄ろくこん しょうじょう」を唱えながら登山している姿はTVなどによっても見ること ができます。 季節的に見て、危険が伴う冬登山を禁止していることから、山開きは、 夏の登山解禁の行事だと見られているかもしれませんが、実際のところ は、山岳信仰による習慣からきているとのことです。 日本では、山は特別に神聖なる存在であった。山は神の降臨の場所 と見られていた。それ故に、本来 山は人が立ち入れない聖地であった。 しかしながら、修験者たちが修業の場として山に入るようになると、神に ますます近づく道であると信じられ、神の加護を更に得ようとしたのです。 そこで、聖地ではあるけれども、ある一定期間、特別に一般の人々にも 山へ入ることをみとめるようになったとのことです。 その年、一般の人々に山へ入る許可がでた日が、山開きだったという ことです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.07.05 10:12:31
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