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ココ の ブログ

庭の草花(2)

庭の草花(2)

 最近のペット・ブームにはネコも多く登場するようになった。テレビで紹介されるネコの多くはアメリカン・ショートヘアのトラネコが多く、黒と白、若しくは黄と白の縞模様が多い。大人しくて飼い易いからこの数年で全国的に増えたから洋猫では一番数が多い。ココはラグドールという矢張りアメリカンだが、白い身体に顔、耳、尻尾、足元が黒いので見分けが直ぐつく。それだけに何処かに居れば目に付く筈なのに余り見掛けない。それだけ未だ数が少ないのだろう。体毛も長いのでフワフワして名前の通り縫いぐるみのようである。体毛に合わせたように尻尾もフサフサとして太い。機嫌が良いと尻尾を立てて歩く。走ったり警戒していると尻尾は弓なりに反り上がり気味の水平状態である。

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 だから尻尾が重くて水平にすると地面に触れるのではないかと想うのだが、ちゃんと一定の高さにまで持ち上げて先端は背中の高さよりも少し低い。池の水辺で水を飲んだり周りで遊んでいる時に尻尾が水に濡れないかと観るのだが一定の高さを保って居て濡れる事はない。だから糞や小便をする時も尻尾が汚れないようにしている。花壇や花畑でも、そういう具合に所謂ネコババ式でやっているのだろう。ココは他所の家では糞や小便はせず自宅でする癖がついているから安心しているが、他所の家では未だにノラ猫の糞で困っているそうである。多分、ノラ猫同士の縄張り争いでマーキングしているのだろう。不思議な事に、花壇でも花畑でも花が咲いていたり葉が茂っていると其処には糞をしない。

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 多分、猫は全般的にそうなのだろう。だから出来るだけ余地を残さないように、柔らかな土の状態をむき出しにしないで草を育てるように妻には言っている。フワフワとした柔らかな土があれば猫は自分用の便所のように勘違いしてしまうようなのだ。しかし、花畑には人が入り込める場所が必要だからどうしても余地が必要となる。そこでボクは通路にインターロッキングと煉瓦を30cm幅に敷き込んで通路にしいている。奥へ行くのに足場が要るのと猫の糞避けである。花畑の突き当たりの境界線まで行けるようにしているが、突き当たりが低いと作業がし難いから地面から50cmほどの高さまで煉瓦を積んで花壇にしようかと考えている。パティオに2ヶ所、煉瓦で花壇を作った要領である。

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 最近、ガーデニングは精々、草花と小さな樹木の移植しかしていなかったので連休中にやってしまおうかと想っている。境界壁のCB(コンクリート・ブロック)の手前に煉瓦を6段ほど積むだけで済むから一日仕事で終えるだろう。煉瓦も真新しいのでは興が無いから、わざわざ使い古しのように角の取れたのを半分以上混ぜて使う。パティオにもその手法でやったから自然な状態で以前からあった風に観える。土もかなり要るだろう。ホーム・センターに行けば日曜大工用品が面白いほどが沢山あるからアイデアひとつで幾らでも楽しめる。材料の意外な使い方をすれば斬新なものが出来るからだ。そう言えば、先日、張り芝を売っていたので2平米分と目土を2袋買って、庭のパター練習で禿げた部分に敷きこんだ。

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 30年以上も前に植木屋に張って貰った芝生が手入れの悪さと肥料をやらなかったせいで部分的に禿げているのだ。土も相当堅く成っていて地中の根に空気をやる小穴(エアレーション)を鉄の細い棒で深さ10cmほど無数に開けて行ったが、引き抜いた時に出る土を雑草と一緒に表面を草取り鋤で平らに均した。すると、芝生の根が沢山出て来て半分は枯れているような状態だった。代わりに雑草が無数に生えていて、それも数種類あって、芝生に似たイネ科のもの、幅の広い葉のもの、横に広がるもの、タンポポのようなもの等だ。雑草とは人間が勝手に付けた名前に過ぎず、それなりに一所懸命に適材適所で生えているのだろうが、芝生のような蜜植状態にするには、それなりの手入れが必要だ。

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 新たに張り芝した部分だけが綺麗になって目立ったが、他の部分と均一になるには未だまだ時間が掛かりそうだ。エアレーションした事もあって梅雨時分には少しは古い芝生も育つだろう。全面に張り芝で敷き詰めれば出来あがりが早いのだろうが、其処までやる気も無い。折角根を張っている古い芝生も生かしたいのだ。芝生も雑草の一種だけに他の雑草が一緒に生えても刈り込んで行けば次第に優劣がついて強い物が生き残るだろう。以前のブログに雑草は一年草だから種が出来る前に刈り取って行けば翌年からは生えないと書いたが、西洋芝(張り芝)は薬漬けで育っているだけに肥料さえやっていれば他の雑草に負けないかもしれない。芝生と雑草との生き残り作戦をやっているようなものである。(つづく)

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