怪鳥UFOが
(1)天から怪鳥が降りて来ました。(2)岩山に向かっています。(3)怪鳥の様なUFOです。(4)大きく口を開けて居ます。(5)何かを狙っている風に観えます。(6)少し姿がボヤケて来ました。(7)雲間に潜り込む様です。(8)遠望で山も写すて居ます。(9)今まさに雲間に飛び込みそうです。(10)雲の際、直前です。(11)すると姿が消えそうに成りました。皆さん、ご機嫌よう!マイケルです。青年時代に日本アルプスで見掛けた雷鳥は可愛く大人しそうな鳥でした。夏場でしたから茶色でした。今日の巨大怪鳥は冬のアルプスの山岳の雲間に飛び込んで行く勇猛な姿です。偽装UFOですからスカウトシップです。口を大きく開けて何かを飲み込もうとしている様です。が、雲間に入る直前に消えて雲と一体になりました。谷合に何か見つけたのでしょう。UFO母船から発射したスカウトシップですから何らかの役割があった筈です。では一体、誰も居ない処で誰に見せる為に偽装したのでしょう。ボクなりに考えてみましょう。映画でよく観るアルプスの山岳ホテルは鉄筋コンクリート造でリゾート風です。ホテルはトンネルの中央辺りにあるエレベーターに乗り込み、昇り切ると其処には立派なホテルのロビーになっています。山登りをしない人が泊まれるリゾートホテルですから展望バルコニーからは雪を被った山や絶壁が観えます。望遠鏡でロッククライミングの風景が眺められるのです。勿論、登山家も宿泊します。天候の良い日にロッククライミングするのです。日本にも在っても良いと思うのですが精々、黒部峡谷のホテルぐらいしか知りません。黒部と言えば黒部ダムが在ります。学生時代、未だダムが出来上がる直前でしたがアーチ型ダムの模型を作った構造実験を手伝ったことがありました。電力会社から大学研究室に依頼された案件だったのです。スイスの企業のプラスチック材料で作ったミニチュア(1/4,000)ダムに水圧を掛けて構造解析をする実験です。水圧の代わりに鉛を溶かした状態で遠心力を与えるのです。面白い実験でしたから詳細を述べたいのですが、ダムの話では無く巨大怪鳥の話ですから話を戻します。岩山に向かって突っ込んで行く巨大怪鳥です。アメリカを偽装UFOで啓蒙する目的は分かりますが、ヨーロッパで啓蒙するのにも訳がある筈です。アメリカは50州で出来上がっている国で、ヨーロッパは27か国が寄り集まってEU連合国を造っています。人口は4億7,500万人と言われ、それに対してアメリカは3億2,800万人ですからアメリカに対抗する形で生まれた連合国です。人口が拮抗しても経済力ではアメリカの方が上位で、2番手には中国と言う是も周辺国を取り込んでの大国があります。日本は1億2,300万人で3位という立場です。人口比は問題ではありません。今回のコロナウイルスに依るパンデミックでよく分かりますが、如何に経済力が在ろうが中国武漢発の疾病で世界は中国を白い目で見ています。米中貿易戦争でアメリカは何としてでも中国を潰そうと躍起になっています。中国を甘く観て居たのです。アメリカ自身、ドル崩壊で経済が混乱期にありますが、中国を潰すことでアメリカは覇権が未だまだ続くと信じている様です。日本は、そろそろ中国の工場をアジアの周辺国へ移し始めて居ます。アメリカにベッタリで来ましたから工場の切り替えだけで乗り切れるかどうか未だ不明です。世界の工場と言われるまでに成った中国は、GDPで世界第2位にまでになったものの特許侵害を平気でやったり、日本製品のコピーばかりして這い上がって来た国ですから、一旦、管理面でミソをついてしまった以上、信用回復には相当な時間と費用が要るでしょう。しかし、もうその頃には工場は東南アジアの各国に移ってしまっているでしょうから知恵とアイデアで勝負するには相当な努力と社会基盤が無ければ勝負に成りません。社会基盤は一朝一夕では構築できませんから日本の後塵を拝しながら頑張るしか無いのです。さて、今日の怪鳥UFOが目的とするのは、アメリカを生んだ先輩若しくは親元であるヨーロッパに対しての警告なのかも知れません。アメリカばかりを啓蒙しても、その大本であるヨーロッパをなおざりにしていては仏作って魂入れずになってしまうからです。例えばアメリカの諜報機関CIAを作ったのはUKの諜報機関MI6ですから、大本を啓蒙・教育せねばと気付いたのかも知れません。映画やドラマを観て居るとそれがよく分かります。アメリカは能天気風に見せながら、えげつないことをやり、EUは能天気では無い代わり陰険です。映画やドラマの表現を暗くすればシリアスに観えると思っているのかも知れませんが流行もあるのでしょう。最近のアメリカものはサスペンスばかりでEUにも影響を与えて居ます。が、能天気さは伝わらず、本来それがアメリカ独自の文化かも知れず、能天気風に見せて実際はえげつなさを隠す手法なのかも知れません。ハリウッドは既に斜陽産業になり、中国やK国が真似をしましたが、テクニックだけ真似てもシナリオが今一出来ませんから訴えかける思想が甘いので、その程度の思想なのかと見下してしまいます。さて、巨大怪鳥UFOの意味する処は何かということですが、天高く舞う鳥は殆どが遠視で地上の小さな獲物でも見逃しませんから、例えばヨーロッパの親アメリカ諸国が軍事同盟で中東にも派兵して居て、その煽りでテロがヨーロッパの主要都市に発生し、その事件を宇宙人も観て矢張りアメリカにしている様に啓蒙が必要と考え始めたのでしょう。つまり、どんな小さなモノでも見逃さず飲み込んでしまおうという怪鳥の出現です。イスラムの味方でもない宇宙人ですから目には目を歯には歯をの繰り返しに警告を発しているのでしょう。復讐は、結局は何の解決にも成らないことを身をもって知っている筈の中東のテロリストやアメリカ・ヨーロッパの軍人連中ですが、それが自分達の存在理由ですから分かっていても喰う為には大義も主義も無いのと同じ行動をしているのです。武力は相手を殺すだけの役割で見せしめや腹いせで子供の喧嘩と変わらない訳です。それを宇宙人はUFOで偽装して啓蒙しようとしているのですが、その基本思想として宇宙の意識(コズミック コンシャスネス)が在るにしても理解されなければ何もなりません。言わば馬耳東風という訳です。冷徹な計算ずくで動くのも嫌味臭いものですが、感情の赴くままの行動も頂けません。ハイエナやピラニヤの様に食いついたら何でも食らう生き物でも在りませんが、そんな風に見える軍人には人間としてのプライドが無いのかと考え込んでしまいます。人間はパンのみに生きるにあらずと言われるプライドの原点は砂漠から生まれた思想だった筈です。水の無い砂漠で生死を見つめながら生きた人間としての高邁な考えは何処に行ったのでしょう。単なる獣でしか無いのです。そういう極限に追い込んだヨーロッパにお灸を据えているのです。(続く)