DJ Kennedy/life is damn groovy

2011/08/11(木)15:44

The Fourth Man

Love(7)

↑ 「おまえが愛してるのは時間」第三の男の言葉に目が点のDJK 私は仕事が入ればいつでもどこでも書いている。今日も夕方までは依頼を受けた原稿を書いていた。内容はその時によって様々なので、このブログでは主に、私自身が楽しめる、自分の青春時代の思い出などをご披露している。のちのち歳をとった時に読み返して懐かしむこともできるだろう、と。ブログにはそういう良さがある。 一方、その時々に起きたことや感じた心の内を思わずぽろりと吐露してしまうこともある。公開ダイアリーとは考えれば大胆だ。最近は仕事と小説に時間を割くことが多いので新しいエピソードを続けてお話することができなくなっているが、少し余裕ができたら是非また。で、今夜は告白。 ついさっきまで友達とアッパーウェストのバーで飲んでいた。相手は私の「第三の男」で、お互い学生時代のようなみずみずしさはないが、彼はいつ会ってもイイ男。もしセバスチャンと結婚しなかったら、今頃私は彼の妻だった。彼も私も、ほんの少しの後悔を会うたびぶつけ合いながら、ドレイクにも負けないくらい、今では良き友である。 成熟した女性達よ、あなたの人生の中に今、何人の男性がいますか? 私の人生には今四人の男性がおり、私が一番愛しているのは第四の男である。残念ながら、きっとセバスチャンでも第三の男でもない。この男性と私は遠距離ながらも目眩を誘うような恋をしたが、二人が予想もしなかった終わりは意外にも早く訪れた。私達はもう殆ど話をすることがない。彼に非はないのだから終わったことを私は受け入れるべきなのだろう。けれど、私にはまだ明確な終わりが訪れていない。あらゆるものに対して「未練」を持たない方だけれども、どうも彼はいつまでも私の心を乱し、惑わす。この理由を導き出すことができなければ、このままいつまでも私は彼に恋し続けるような気さえする。こんな恋愛は不幸なのかも知れないけれど、不思議なほど、そうは思っていない。「恋は異なもの」とはよく言ったもの、私自身この恋をどう形容すべきか分からないでいる。 第三の男は笑った。「その男じゃないよ、おまえが愛してるのは。時間だよ。その男と一緒に過ごした時間。」これは正論だ。私は今持っているのは思い出ばかりなのだから。確かに彼との時間は他の誰がくれたそれよりも美しかった。でもそれだけが理由?私は今もまだ、彼の掌の上でころころと転がされているように思えてならないのだけど、私の妄想に過ぎないのだろうか。 恋だけは、年齢を経ても数をこなしても知識の深まるものではなさそうだ。人の数だけ恋があり、同じだけ恋のかたちがあるのだということ以外は全て謎、というのが今夜の、なんとも煮え切らない曖昧な、けれどワインは確実にまろやかにしてくれたこの小さな話の結論。                                        I admit it.                                                                             via @youtube

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