DJ Kennedy/life is damn groovy

2011/08/15(月)18:11

Reunion in MA - Day 2 : Girl Talk

Simple Pleasures(34)

静かな雨がかえってまったりとした良い同窓会の時間を作ってくれた。さすがに天が、ドレイクに付き合わされる私達の味方をしてくれたのだろう。カーターとフロリダは朝から元気で安心したし、これは彼等の思い遣りだろうけど「また海に出てもいいよ」なんてホロリとさせるようなことを言ってくれるから、ドレイクもかえって「じゃあいくか!」などというノリにはなれなかったはずだ。 ベッドルームはひとつなので、キングサイズのベッドをフロリダと私が使った。男性二人はリビングルームのソファベッドとデイベッドで過ごしている。食事も、ランチはかわいいカジュアルフレンチへ行ったけれど、夜は近くのバーでシーフードやスナックをテイクアウトして、コテージで「家飲み」となった。同窓会として会ったんだから、こんな時間もなくちゃ。釣りなんてしている場合ではない。 やがてカーターとドレイクは仕事の話をしながらチェスを始めた。待ってました。フロリダと私はベッドルームに入って"Womens Only"アワーの始まりだ。 東京にいてもフロリダとは時々電話で話をするが会うのは二年ぶりで、ベッドの上に足を投げ出して私達の間にビアとスナックを置いて乾杯すると、あっという間に昔へ戻れる。 最初は彼女の仕事の話を聞いた。フロリダはジュエリーショップを持っており、ニューヨークにいた頃は時々リングを作ってもらっていた。私もアクセサリーが好きなので、この話は長く続いた。それから、私の話になった。勿論、第四の男と私のこと、それから「いつカナダには行くの?」「本当にあなたはヨーロッパへ行くつもり?」「ニューヨークには帰ってこないの?」少し酔ってくると、二人でなければできない話も途切れることがなく、「ずっとここにいられたらいいのにね」と二人でヘラヘラ笑った。ヘラヘラついでにフロリダは、 「ドレイクは?」 「へ?」 「ドレイクと一緒にならないの?」          仲間同士で集まると、時折「ドレイクとケイトは結婚するだろう、しないだろう」で賭けをする。ここ10年のイベントで、私達もよく知っている。そして最後に、「あとは君たち次第だよ」と言われるが、失礼な話だ。私がセバスチャンと一緒にいたってこんなことを美味しいワインのおともにする連中だもの。ドレイクにだっていつも恋人がしたし、当然のことながら私達も「ドレイク&ケイトは結婚しない」に賭けている。それに、彼には今恋人がいないが私には地球の裏側に「別れても好きな人」がいるので、ドレイクと私?おとぎ話にもなりはしない、今のところは。 ちなみに、ドレイクも私も、「ドレイクとケイトは結婚しない」に賭け続けている為、もしもこの先何か間違いでもあって私達が結婚してしまった場合には、仲間たち全員をバハマ旅行に招待しなければならないことになっている。そして、もしも私達が最後まで結婚しなければ、彼等が私達にバハマ旅行をプレゼントしてくれると言うが、彼等の手のうちは知っている。「二人は結婚しなかった」ということで私達を旅行に送り出す。つまりバハマで「間違い」を起こさせて、結果的に自分たちが旅行をゲットしようという、何とも浅はかな魂胆である。 今も私は欧州の第四の男を愛しているので、ドレイクとバハマでどうこうなるなんて考えもしない。実は第四の男にも女性の親友がいる。彼女は既婚で子供もいるけれど、今もとても仲が良い。 「私はあなたと彼女の仲をずっと信じられなかった」最近、私は彼にこう告白した。 「彼女に嫉妬してたの?君をそんな気持ちにさせてたこと、僕は全く知らなかったよ。  遠距離だね」 男女の友情とは、暢気な本人たちをよそに周囲には微妙なもののようだ。                                     Well....                                                                    via @youtube

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