August (1)

　　　　　　　　　　　　　　　　　↑ 　　　DJK: "Ja, du bist mein Mann Magie. Cast einen Zauber auf mich..." 夏休みは、カーター＆フロリダ夫妻はあと3週間余り、ドレイクは来週いっぱい。私はというと、実はとっくに東京で仕事に取り掛かっていても良いものを、帰るタイミングを逸してしまったというか、故郷にいながらにして里心がついてしまったというか、とにかくまだ日本に戻る勇気が出ない。こんなことなら、今回こそヨーロッパへ行っておくんだった。帰りに立ち寄ってみるか・・・遠回り過ぎる？ 八月は私にとってとても特別、幸せの詰まった「魔法の月」なので、なるべく無駄に過ごしたくない。今年はちょうど用事もあってNYに戻って来た。仲間たちのおかげで私の「特別な八月」を改めて大切に過ごすことができた。そして今、その集大成として？私はここにいる。カジノである。 お付き合いの長いブログのお仲間はご存知と思いますが、私はカジノではちょっとプロである。何度となく目をつけられている。これは私の勲章だ。殊にセバスチャンが一緒にいると面白いのだが今年は一緒にいるのがド素人（＝ドレイク）なので私はひとり「魅惑の女賭博師」として頑張っちゃっているわけである。知り合いのピットボスも「久し振りだね」と声を掛けてくれて楽しい夜だ。 こちらは午前5時半を過ぎた。カジノには時間がない。昨日チェックインして夜は四人でのんびりと過ごし、カーターとフロリダはポーカーのテーブルへ行ったきり戻ってこない。私は、プレイの前にはシャワーをするのでいったん部屋に戻り、午前1時にカジノへ下りて行った。 平日ではあっても夏休み中なのでわりに賑わっており、テーブルの雰囲気も悪くない。私は金曜日が好きなので、お楽しみは明日にとっておくことにする。それまではウォーミングアップ。そうそう、最初ドレイクに付き合って、少しだけスロットを遊んだが、ドレイクはものの10分で総額$900を当てた。いい気になった彼は「何でも好きなものを買ってやるぞ」と興奮しているが、こういうところが「素人だなぁ」と思うDJKなのであった。 遊び疲れたので、少し休むことにする。私はテーブルで、4時間かけて$700+、そう考えるとドレイクの10分で$900はすごい。調子に乗ってしまうのも無理はないかも知れない。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Yes, you are. 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　via @youtube