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テーマ:政治について(19782)
カテゴリ:生活
衆議院解散から約1ヶ月、本日、事実上の選挙運動が終了しました。
壮大なる「馬鹿騒ぎ」が終わり、物静かな日常に戻りました。 自民党は「改革を止めるな」というキャッチフレーズで国民を欺き通しました。 つまり「止めるな」と言われると「何か改革が、今、進行中だ」と錯覚します。 実際は何の改革も行われていません。 一方の民主党は「真の年金改革は、政権交代から」と政権担当能力を誇示します。 しかし、解散の契機となった「郵政民営化」について、民主党としての法案を国会に提示できないまま、反対のための反対をしただけであり、自民党と同様に「政権担当能力」はありません。 つまり、私たちは「政権担当者」を選ぶことが出来ない「総選挙」という「馬鹿騒ぎ」に巻き込まれています。 「不毛の選択」と言われますが、ここには「選択」さえありません。 日本を実効支配している官僚は、この総選挙の結果に関わらず、政権を担当し続けます。 ☆ ここに、民主党・前代表の菅直人氏の8月30日、東京での発言があります。 「自民党政権と官僚政権の二重の意味での政権交代が必要。 官僚任せの政権から、政治家、皆さんが選んで下さった政治家の政治にしなければならない」 確かに、その通り、ですが、菅氏は評論家ではなく、建前として「選ばれた政治家」として、税金を食ってきたのですから、その職務を遂行していただきたい。 それが出来なかったのであれば、その「報酬」を返還して欲しい。そうでないと、単なる「税金泥棒」になってしまいます。 私は、菅氏を責めているわけではありません。 「限りなく政治家に近い人」として評価しています。 その他、多くの国会議員は「このような意識さえ持っておりません」。 何か、えらくなったように錯覚し、「先生」と呼ばれて自己陶酔に陥っている税金泥棒の売国奴です。 このような役人天国、官僚天下を許してはいけません。 これ以上、彼らを甘やかせてはいけません。 ☆ 選ばれた彼らは「特別職の国家公務員」と言う名の「選挙運動屋」に過ぎません。 選挙は就職活動ではありません。 就職活動であれば、自分一人でやるべきです。 国会議員であれば「議員立法」を、 政治家であれば「次の時代を考えて」行動し、立法してください。 その資質を持ち、断行する人を「政治家」と呼ぶべきです。 選挙で選ばれただけでは「国会議員」でも「政治家」でもありません。 日本でも、アメリカ合衆国でも、国民が政治家を熟成させ、選挙で政治家を選ぶことができるには、もう少し、時間が必要のようです。 日本が先に実現させることを期待しております。 今回の総選挙が、その一里塚になることを祈念いたします。 その覚悟で投票しましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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